バンコクでコンサルティング

ガソリンを停められると工業団地の方も困るでしょう。

最近タイ情勢についての問い合わせが毎日のようにあります。
「クーデターは起こりませんか」
「今後のアピシット政府存続可能性は」
「今回のデモはいつまで続くのでしょうか」
あくまで予測の範囲で答えさせていただいてますが、共通の
認識はたとえデモが大規模なものになっても、軍が出る事に
なっても経済活動には然程影響はないという所でしょうか。
確かに一時的に取引が止まったり、案件が先伸ばしになったり
はするかと思いますが....。
実際今回のデモを最後の戦いと位置づけているタクシン派。
どんな結論になろうと、これが最後になればと思います。
今日は先日から行きたかったムーカタに行って来ました。

ムーカタというと、別名ムー・ヤーン・ガオリー（ムーは
豚肉、ヤーンは焼く、ガオリーは韓国）と言いますが、
私がいつも行くアソーク近くのお店は牛肉やサイドメニュー、
そしてタイスイーツもあります。
ジンギスカン鍋の様に真ん中で肉を焼いて、周りの溝で
鍋物といった感じです。お腹いっぱい頂きました。
屋外のお店なので、物乞い等がひっきりなしにテーブルを
回っているのですが、最近殊に数が多くなった様な気が....。
果たして本当に経済状況が悪いのか、それともタイ人的な
「楽して儲けたい」から、物乞いがブームなのか....。
写真は帰りに買ったフルーツケーキ。タイスイーツを頂いた
後でしたが、ケーキは別腹です。

今日のニュースもまずは赤服関係の話題ですが、大規模集会
を５日後に控えて、政府内で様々な対策が協議されています。
まず２３日までのデモ期間、国内治安法が適応される事が
決定しましたが、アヌポン陸軍司令官によると、非常事態令
を発令する事はまだ考えていないようです。
また既に続々と北・東北から集結しつつある同盟デモ隊の移動
を阻止するために、大規模な検問所を設置すると共に、幹線
道路沿いのガソリンスタンドでの燃料の販売規制を行う事が
決定されたとか。
これに関してはタクシン派プゥア・タイ党所属のスラポン議員
の指摘通り、デモ隊がそれぞれ燃料を携帯する事になり、
さらに危険な状況を招く可能性があります。国内治安法の元、
危険物をバンコクに持ち込ませないとしている政府側からする
と、これを口実にバンコク入りさせない事も可能ですが....。

そしてもう一つの話題は、スクンビッ・ソイ３３にあります
アピシット首相の私邸に、再び糞尿爆弾が投げ込まれた話題。
爆弾とは少し大げさですが、水牛の糞の入った袋が５６才の
男性によって投げこまれ、この男性はその場で逮捕されました。
先月の首相私邸、今月２日の民主党本部と今年３回目です。
私邸前は私も週に何度か通りますが、私邸前だけでなく、
そこに続くソイ（小道）のあちこちに警察が配置されています
ので、逮捕覚悟の抗議だったのでしょう。
最近赤服の話題ばかりなので、せめて写真は別の物を。
写真は今年も始まったミス・ユニバース・タイランド２０１０
の予選水着審査の模様。少しは和んでいただけたでしょうか。

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反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は8日、7日に
ターポン陸軍副参謀長を議長として招集された対策会議の席上で、北部や
東北部からバンコ クに向かう赤服軍団の進行を阻止する為にアユッタヤー
県ワンノーイ郡内に大規模な警戒線を敷くと共に赤服軍団の移動路上に
あるガソリンスタンドに対して一 日あたりのガソリン販売量を引き下げる
よう働きかける方針が決定された事を明らかにした。
ナタウット氏によると、軍内でどの様な謀議がおこなわれようと軍内の
同志を通して情報が赤服軍団側に筒抜けなのだという。
また、ナタウット氏は、12日からバンコク内のラクシー交差点(ロータリー)、
首都圏警察本部トゥンソーンホーン署前、バーンナー交差点、ルンピニー
公 園、ディンデーンのタイ・日運動場及びウォン・ウィエン・ヤイの
タークシン大王像前の6箇所に中小規模のステージを設営し集会活動を開始し、
14日からパ ンファー橋付近のメインステージを中心に開催される大規模集会
と並行して集会活動を継続させる方針である事を確認した。
また、同盟の本部がおかれているインペリアル・ラートプラーオ店ビル内に
全国で展開される集会の状況を監視する為のモニターセンターを設置し、
ナタウット氏を中心に監視活動が行われる予定になっているという。
（タイの地元新聞を読む）