バンコクでコンサルティング

もうデモはこりごりです。

おはようございます、ウチャラポーンです。
実は一昨日22日は、相方26歳の誕生日でした。
どこかへ小旅行に行こうか等と画策しておりましたが、
実際の所は仕事・仕事・仕事....。
挙げ句にどこかのレストランに....と思っていた夜の時間も
私の参加しているビジネスグループの会合で....。
相方はケーキとプレゼントにご機嫌でしたが、
来年はどこかに連れて行ってあげたいなと思います。

そんな22日のお昼時、タイらしい面白い事がありました。
私がよく利用する陣屋＠フジスーパー２店。
午後１時半からのミーティング前に食事をいただこうと
入店したのが12時15分頃。冷しゃぶ定食を頼み、待つ事
20分経った頃でしょうか。地元警察の方が昼食のために
ぞろぞろと入店してきました。
それからさらに15分、地元警察の方が注文した料理が
出始め、食事が始まれども、私の冷しゃぶ定食は
出て来る気配もなく、店員さんに訊くともうすぐ出来ると。
それからさらに15分経過。1時を回り時間が無くなった
ので、店員さんにもう要らないと告げるともう出来ている
ので帰らないでと言われ、そこから５分後にやっと
冷しゃぶ定食とご対面となりました。
もちろん食べる時間などなく、少しつまんでお勘定。
急いでミーティングへと向かいました。
要するに、地元警察（約10人）の方の食事を優先する
あまりに起こった出来事ですが、いかにもタイらしいと
言うか....。ちなみにミーティング中も私のお腹は
鳴りっぱなしでした。

今日のニュースはまず、タイ北部のターク県に設置されて
いる少数民族カレン族の避難キャンプで火災が発生した
ニュースから。報道によると今月23日午後1時頃、
ターク県内のポープラー郡にあるカレン族の避難キャンプ
で火災が発生し、家屋約100軒が全焼、1万5000人が避難
する事態となりました。（掲載画像はカオソッド紙より）

報道によると家屋数百軒が全焼とのニュースもあり、
メーソットから約100キロ離れたキャンプには消化設備が無く、
消防隊が到着する迄に火災が広がったと見られています。
報道では死傷者は居ない模様ですが、タイ国内（特に北部）
には、こういった少数民族の避難キャンプが点在しており、
キャンプ内には消防隊はもちろん病院も無い所がほとんどで、
今後キャンプでの防災設備が見直される事を期待したい所です。
（掲載画像はカオソッド紙より）

もう一つのニュースは、タクシン派インラック内閣が現在
進めている改憲作業に反対して、再び黄服(PAD）がデモを
予定しているという話題を。
報道によると昨日23日に下院に提出された憲法改正案に
対してPADが記者会見を開き、憲法改正はタクシン派の
権力拡大を狙ったものであり、国家に被害をもたらすとして
今後大規模な反政府デモ集会を行う考えを示しました。
これに合わせてPAD下部組織（代表幹部が元PAD）と言われ
ているマルチカラーグループと国土を守るボランティア
ネットワークが明日25日の午後４時から、戦勝記念塔から
国会議事堂までのデモ行進を発表。再び黄服による
デモ活動が再開される見込みとなりました。
（掲載画像はサイアムラット紙より）

詳しい事は割愛しますが、インラック内閣の改憲案というのは、
2006年のクーデター後に軍事政権によって変更された点、
つまり任命制となっている上院を選挙制にするなど
より民主的な方向への改憲案なのですが、PADが何を持って
してこの改憲案が国家に被害をもたらすと主張しているのか
理解しかねます。おそらく鎖国を叫んで求心力が無くなり
またデモが無くなって以降、資金難に喘ぐJ・S両氏に
スポンサーがついただけだと思いますが、その煽動に
動かされているデモ参加者があまりに可哀想です。
反タクシンという言葉に踊らされて実際は民主的権利を
自ら放棄させられる誰かの為のデモに参加されられる。
もうデモはこりごりですね。（掲載画像はカオソッド紙より）

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本日（２３日）昼頃、タイ北部ターク県ポッププラ郡のカレン族避難
集落で火災が発生した。タイ地元紙によると、この集落には約１万
５０００人が住んでいた。火災現場が辺境な場所だったことから、
消防車の到着に１時間を要し、被害は拡大し数百軒が炎上したとのこと。
（タイランド通信）