Greeting Cards from.....

写真は昨日の巨人戦でサードを守るフェルナンデス選手。（小さくてよく良く見えませんが...）　今日の横浜戦では第9号のホームランを打ったようです。

イーグルスのオフィシャルホームページでは「ベンチレポート」として、フェルナンデス選手のホームラン後のコメントも読むことができます。

例えば...（以下、オフィシャルホームページより。）

5月27日の横浜戦(4回表、ソロHR)
野球とはとにかく楽しむもの。いつ野球ができなくなる日が来るか、わからないんだ。そのカーテンが閉まるときまで、僕はとにかく楽しんで野球をやろうと思っているよ。

5月23日のヤクルト戦(2回裏、ソロホームラン)
打ったのはカットボール。野球というのは本来楽しむもの。困難にぶつかったときも、自分自身でモチベーションを上げなければならない。あとは神様が残りをやってくれるでしょう。

5月1日のソフトバンク戦(4回表、2ランHR)
野球というのは、大人になってからはビジネスだけど、子供の頃は楽しんでやっていたもの。ボクは子供の頃の気持ちのまま、楽しんでプレーしただけだよ。

4月30日の日本ハム戦(2回裏、ソロHR)
いい天気だったので、野球を楽しもうと思っていたよ。実際に楽しむことができてヨカッタ。

という具合です。

「試合に出られないチームメイトの気持ちを考えろ！」というような指導のもと、気持ちの「遊び」をとことんそぎ落としてきた日本の選手にはなかなかできないコメントだと感じます。

唯一、昨年、日本ハムの新庄選手が、優勝を前に緊張しまくる若手選手たちを　「とにかく笑え。笑えーっ！」　と鼓舞し続けていたと聞いたことがありますが、フェルナンデス選手のコメントにも近いものを感じます。

楽天の選手はこの先、プレーオフ出場やリーグ優勝や日本一決定など、しびれる場面を次々と経験していくことになるわけで　（たぶん、おそらく、きっと...）、　そんな時にはフェルナンデス選手はチームの素晴らしいムードメーカーになってくれると思います。

スタンドにファールボールを投げ入れた後、フェルナンデス選手はしばしば、ボールを奪い合うファンの様子を守備位置からニコニコと見ています。

自然体でグラウンドに立つフェルナンデス選手の活躍とコメントに、これからも注目していきたいと思っています。