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June 15, 2024
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カテゴリ:外国の記憶
南カリフォルニアにあるサン・クレメンテ(San Clemente)という海沿いの小さな町に、3日間滞在した。



青い空、青い海、スペインを思わせる白い壁と赤い屋根の家並み。
旅行パンフで目にするカリフォルニアのイメージ写真そのままの景色に360°囲まれながら、穏やかな時間を過ごした。

サン・クレメンテはロサンゼルスとサンディエゴの間にあって、どちらからもすごく遠いわけではない。
だけど、毎日の通勤となると結構遠い。
という立地なので、サン・クレメンテは退職後に暮らす町としてとても人気があるらしい。

確かに、海岸や住宅地を散歩している人も、カフェやレストランで食事や会話を楽しんでいる人たちも、比較的年齢層が高めに見えた。そして白人の割合がかなり高い印象も受けた。

さて…とここで思った。

リタイヤ後に住みたい町、と言っても、今まで暮らしたことのない土地で暮らすことにアメリカの高齢者は不安を感じないのだろうか…?
知ってる人のいない土地で暮らすことに抵抗はないのだろうか…?

滞在中、この疑問を直接誰かにぶつけたりはしなかったけど、何気ない会話の中から一つの答えらしきものは見えてきた。

それは、教会の存在。

初めての土地に行っても、教会に行けば「仲間」がいて笑顔で迎え入れてくれる。
日曜礼拝や聖書の勉強会など、教会の活動に顔を出していれば、次第に知り合いも増えてくる。

だからアメリカの多くの人たちは、新しい土地に移り住むことにそれほど不安を感じないのではないか。

ざっくりとそんな推測をしてみた。

宗教は、人を孤立や孤独から守るためにはありがたいシステムなのかもしれない、という推測もしてみた。

僕は教会には通っていない。
でも、いろいろな町で暮らしてみたい願望はある。
さて、どうしよう。。。






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Last updated  June 15, 2024 12:00:30 AM
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