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ロサンゼルス国際空港(LAX)を午後5時に出発する羽田行きの飛行機(全日空NH125便)に乗った。 以前はもっぱらロサンゼルスを昼頃出発し、翌日の夕方に成田に着く便に乗っていた。 成田に夕方着けば、その日のうちに自宅に戻ってゆっくり眠れる。時差に弱い僕にはとてもありがたい時間設定だとずっと思っていたし、そもそもこれ以外の便があることを知らなかった。 だけど今回、ロサンゼルスを夕方出て、次の日の夜9時頃に羽田に着く便があることを知り、乗ってみた。 理由は、これならアメリカを発つ日の朝をゆっくり過ごせるかも…と思ったから。 出発の日、僕は少し早起きしてスーツケースをざっくりまとめた後、今回お世話になったご夫婦に、家の近くの「IHOP」という名のパンケーキのお店に連れて行ってもらった。 ご夫婦行きつけのお店らしく、中南米出身の陽気なスタッフとのジョークの応酬を、おそらく半分くらい理解しながら、ソーセージ&エッグのコンボ、そしてコーヒーという朝食を楽しんだ。 色合い的にあんまり美味しそうに見えないかもしれないけど、これは僕の大好きな組み合わせ。とても美味しかった。 そして昼頃、ご夫婦との別れを惜しみつつ、予約した時間ぴったりに迎えに来てくれたエアポートシャトルに乗り込み、ロサンゼルス国際空港に向かった。 期待した通り、早朝からバタバタしなくて良かったし、空港に向かうフリーウェイの朝の渋滞に巻き込まれることもなかった。 さらにありがたかったのは、機内で眠る努力をしなくても良かったこと。 この日は羽田空港の近くに泊まることにしていたので、日本に着いたら“あとは寝るだけ”。だから残った体力を機内で使い果たしても全然平気。 飛行中はむしろ「寝てしまったらもったいない」くらいの気持ちで10時間ずっと映画を観ていた。 余談だが、4〜5本映画を観た中で、僕自身意外だったけど子供向けのミュージカル映画「アニー」が一番心に残った。 (羽田への着陸に向けて降下を始めた頃の機内) 日本の航空会社は機内に入った瞬間から日本に帰った感覚になれるので気分的に楽だった。ANAを選んで良かったと思った。 円安のせいで日本の航空会社が割安になっているのだろう。行きも帰りも乗客の2/3くらいが外国人旅行者のように見えたけど、CAさんは日本語と英語を見事に使い分けながら落ち着いた接客をしていて、機内の空気は終始「日本」だった。 飛行機は順調に飛び続け、羽田には予定よりも早く到着した。入国手続をさらっと終えた後、ホテル近くのコンビニでペットボトルのカフェオレを買って、チェックイン。 朝までぐっすり眠った。
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Palacio1988
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