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カテゴリ:その他
今日、兄嫁からTELがある。
今年、先祖の傳七の100回忌があるとな。この傳七と言うのは、私から見て曾曾祖父(あるいは曾×3祖父)にあたる人。そう、産まれは江戸時代。恐らく天保年間。 兄嫁「ねぇ、この傳七って誰?」 誰と言われても... 私も見たことないしぃ... 知らない... うちのばぁちゃんが嫁に来た頃、ほんの少し重なってたんではなかったっけ?なんか遠い昔、聞いたことがあるような... 兄嫁「ねぇ、どの位牌の人?」 知らない... 位牌の数が増えると、数人分を一つの大きな位牌にまとめ、その数は10個以上。一々ドレがダレとか知らねぇよ。 うちにあった過去帳はどうやらなくしてしまったらしい... 恐らく両親の代か、祖父母の代に... 頼るはお寺だけ。ホント面倒くせぇよな。 最近、と言ってもここ1~2年、兄嫁とは仲がいい。それまでは、太平洋をまたいで、子機の充電をしながら3時間以上大ゲンカをしたこともあった。まぁ、あの時にお互い言いたいことを言い合って以来、少しずつ距離を縮めたように思う。 んで、今は兄嫁に対して、ありがたいとも、申し訳ないとも思うようになってきた。これは兄に対しても同じ。理由は、あの面倒くさい実家を継いでくれているから。長男なんだから当たり前よって言ってしまえばそれまでだけど、口で言うほど簡単ではないと思うさ。 兄は16代(いや15代か!?)当主。墓守、お寺の付き合い、親戚の付き合い、その他諸々。ホント大変だと思うさ。んで、長男なんで転勤はしても、最終的には地元に帰ってこなければならない。そんなしがらみが大っ嫌いな私から見ると、ホント申し訳なくて... これが性が逆だったらゾッとするざんす。 先祖代々築いてきたものを、アッサリと壊したのが私。夫と結婚したことで、親戚中から総スカンを食らう。まぁ、当たり前だけどさ。いくら国際結婚の数が増えようと、ほとんどの家では反対されるさ。夫の人柄や、義両親のことを伝えても一緒。国籍が違うってだけで、それ以上聞く耳を持たないって感じ。夫の釣書きのような略歴を渡しても無反応よ。もし夫が日本人だったら、恐らく誰の反対もなかったと思うさ。まぁ、いいの、別に付き合いたい親戚達でもないから、いらん干渉がないだけでもいいさ。 そんな中 兄に言われる、結婚に失敗してアメリカからボロ雑巾のようになって帰ってきても、雨風を防げるところはあるから と。←どうやら私の結婚が何年持つか夫婦で賭けをしていたらしい、1年と3年だと ケッ! でもさ、ホントーに自由にさせてもらってると思うさ。すまんね。 兄嫁が言う、二人の息子達は自由にしてやりたいと。 上の甥は少なからず夫の影響を受けているようで、将来は研究者になりたいと思っているらしい。←研究者は面白くないでぇ~。それでもなるんなら民間の方が面白いかもよぉ んで、将来もしアメリカや外国で研究するようになったら、実家のしがらみで縛りたくないと。今のうちに墓を一つにまとめて寺に任せ、少しでも身軽にしてやりたいと。 んで、少しずつ今から準備をしたいとな。私もわかる範囲で協力する。今の時代、実家に縛られるのは、あまりにもうざい。昔は生まれ育った家に拘っていたが、最近はどーでもよくなったような。何だか年々、実家に対する気持ちも変わってきてるざんす。でもさ、この実家の問題って、日本ではまだまだ大きい問題よな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/05 03:47:51 PM
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