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2019/09/21
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ラグビーのワールドカップが始まりましたな。見てないけど。
アメリカに来た当初はアメフトの方がカッコいいと思っていたが、どちらが頭を使うスポーツかというと、私的には断然ラグビー。最初カッコいいと思っていたアメフトもラグビーと比べるとあまりおもんない。 別ににわかラグビーファンになったわけではない。兄のたぬちゃんが高校の頃ラグビー部だったからルールだけはある程度知っている。正月の三が日は花園ラグビーや社会人や大学ラグビーもあったんじゃない？ずっとラグビーばっか。で、私の見たかったお笑いはスル～される不遇の時代を過ごしたわ。フォワードだったたぬちゃん、家の中でも座布団を巻いた柱に1人スクラム組んでたわ。オマケに時々背後から私にタックルしてきやがる。不意を突かれて手や足を打ったことも。で、親にチクってたぬちゃん怒られてたし。勘弁してくれさ。 当時はたぬちゃんがつける頭のプロテクター？ダッさぁ～と思っていた。それに猪の首になるし、上半身は逆三角形で社会人になっても体型が変わらなくて合うスーツがないわけよ。で、お歳暮やお中元で貯まった「お仕立券」を使って仕立ててもらったり。アメリカに来て、やっぱアメフトはユニフォームもなんもかんもカッコいいと思っていた。が、見慣れてしまうと、試合はラグビーの方が数段面白いことに気づくのさ。ただユニフォームは断然アメフトだけど。 ところでEXIT兼近さんに対するヤフコメを見た時、なんとなくやり場のない気持ちになった。彼のバックグラウンドに対して否定的なヤフコメが大多数だった。生まれ育った環境のせいにしている、同じような環境だが犯罪は犯さなかった、普通は、一般の人はしない等々。警察に捕まったこと、それから犯罪の内容に対しては同情の余地はないが、育った環境に影響されたことは不憫だなと思う。 普通は、一般の人はしないって責めるが、彼が育った環境は普通ではなかったんだと思う。幅はあれ社会全体のうち80％くらいを普通一般とするなら、両端に一般ではない20％が存在する。一般より良い環境と一般以下。その部分に子供の頃から属していたとするなら、成長して周りから普通はとか一般的にはとか言われても何が違うのか理解できないと思うさ。って、日々その数％に属する人を見ているからの実感。 これが本当のアメリカの暗渠なんだけどね。文盲の人がいる。その地域一帯が文盲の人が大多数なんで、必要性を感じないまま大人になる。したい時にＨをし子供ができても結婚はしない、家庭がナニかわからないから、少し時間が経つと別のオスがやって来る。欲しい物があれば相手を傷つけたり殺めたりしても手にいれる。目の前の金目のものを短絡的に手に入れたい。時には幼馴染がターゲットになることも。身内に終身刑がいても別に恥ずかしいことではない。子供の頃からこれが普通だから。いくら一般社会の企業に就職しても三つ子の魂百までで幼少からの価値観が抜けず一人浮くが、家に帰れば同じような家族やダチがいる。収入を得たら親兄弟がぶら下がってくる。いくら話しても距離が縮まることは一切ない。日本だとここまでひどいのは稀だと思うが、子供の頃から刷り込まれた価値観が極端に80％から乖離した人達はいる。 犯罪とは全く関係ないが、価値観の刷り込みという観点から見るとアーミッシュの人達がいい例だと思うさ。子供の頃からアメリカ全体から見るとかなり独特の環境で暮らしている。彼らは自身の服装や言動にも何ら疑問を持たない。だって生まれ落ちたその時からその環境の中にいるから。周りが皆同じような人達だから。80％の一般の人達との違いを認識しても、彼らは何もおかしくない恥ずかしくない、その集団がある限り。 もし彼らを変えるなら、そのグループから隔離し一般社会で生活させることが必要。それも元いた場所には戻さないで。兼近さんの場合、隔離されたのが逮捕された警察だったんだろうと思うさ。で、もっと言えば、捕まった時、捕まった後でも、もしかしたら今でも少しはしでかしたことへの罪の意識は薄いかもしれない。もしかしたら斡旋されていた少女達も同じような環境出身で、Ｈの価値観も違っていて目先の金を手にする手段でお互い協力関係が成り立っていたのかも。少女が稼いで得たピンはねの金を数えている時はどんな顔をしていたんだろう。もう色眼鏡なしで見ることはできないが、育った環境は不幸だったと思う。育った環境で刷り込まれた価値観は消えない、これ教育実習に行った中学校で教えられた。ナニ言っちゃってんの？って思ったが、今ならよくわかる。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2019/09/21 05:45:56 PM
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