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カテゴリ:本
うふふ、今日は小さな達成感があった。ホント、小さな小さなことだけど。
それから1~2週間ピアスを外していたら、穴がふさがりそうになった。20年以上前に開けた穴が1~2週間でふさがりそうになるとは。今はまたピアスをしているが、ちと痛いざんす。 先週から読書のラストスパートに入る。宮部みゆきの「ソロモンの偽証」6巻を一気読みし、物語の主人公の20年後を描いた6巻の最後の短編を残すのみとなった。夜中に読むので、何度顔に本が落ちてきたことやら。今日も寝不足ざんす。長編ミステリーを読むと、作品のところどころに伏線が散りばめられている。これらすべてがキレイに回収されている... が、それでもこれってどーなんだろーと思うことが多い。 ソロモンの偽証は、ある中学校で起きた生徒の死が軸となり、届いた告発状を元に自殺、他殺を巡り、亡くなった生徒のクラスメート達を中心とした学校内裁判で真実の解明を目指すというもの。学校内裁判は中学生達によって開かれるが、内容は大人のそれと遜色ない。確か宮部みゆきは作家になる前は法律事務所に勤めていたよね。へぇ~、大まかだけど裁判の準備ってこーやるんだぁと結構勉強になったり。 宮部みゆきの作品には、日常に潜む異常がスルリと自然に盛り込まれている。拘りの強い人が執着癖だったり、フツーの人が実は自己意識高い系(自意識過剰)だったり、僻み、蔑み等の基準が低すぎたりと、境界線の上にいる人や、境界線をまたいであっちに行き切った人がうまく描かれている。現実の世界でも何気ない会話の中にいろいろヒント隠れてるもんねぇ。 さぁ、今夜で完結や。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/09/15 04:53:30 AM
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