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カテゴリ:ノルウェー生活
ダンナの弟が1月30日に完全帰宅になったので 週末に様子を見にダンナの弟のとこへ行ってたんよ。 帰宅が決まってから、本人が自宅に返されることをとても不安がって たんよね。 今まで、誰かが世話をしてくれる環境にあったから いきなり一人にされたらやっぱり不安だわな。 でも自宅でずっと一人なわけではなくて、毎日、日に4回くらい 訪問看護師が来るんよ。 ダンナの弟の友達も毎日、誰かが来てくれて、できあいの お弁当サービスの手配なんかもしてくれたみたいで 週に4回、電子レンジでチンするだけのご飯が届くらしいわ。 あんまり美味しそうやないけど、自分で調理できないとなると いたしかたない。 オーブンは、使ってること忘れて消し忘れる可能性があるので 今のとこ、誰かが来て手伝ってくれる状況でない限り、使用禁止。 冷蔵庫にも、けっこうたくさん食べるものが入ってて 食べることには困ってない感じやったけど ダンナの弟、自分の好きなものしか食べないわけよ。 冷蔵庫に何が入ってるのか把握してるのかも怪しい。 パンにのせるものも、チーズやハムなんかもあるのに 特定のジャムとサワークリームの一種みたいなものが 今のお気に入りで、それしか食べへんから、他のものも 食えよ! って感じ。 そのお気に入りのジャムが日曜に空になって、ちょっとした パニックに! なのでオムレツを作ってごまかしておきました。 オムレツもめっちゃ好きなんよね。 でも今は自分で作れないから 誰かが作ってくれると大喜びで食べてくれます。 一人のときは、自分でトースト焼いて、ジャム塗る程度のことは できる。 レンジでチンもできる。 金曜日に行ったんやけど、金曜日はワタシが自宅であらかじめ作って おいたドイツ料理を義理ママの家に持って行ってみんなで 食べて、デザートはカスタードクリームとジャム入りのドーナツで これもみんな喜んで食って、この日は平和やってんけど、翌日の土曜日に 事件が勃発。 土曜日は、ダンナの弟の家でごはんを食べることにして ごはんの用意ができたらダンナが 義理ママを車で迎えに行くことに なってたんよ。 今さ、道路に分厚い氷が張ってて滑るから 外歩くのめっちゃ怖いんよね。 義理ママは、ダンナの弟が帰宅になってから、まだ彼の家に一回も 行ってないとかで、っつーか、道路が凍結してるときは怖くて車の運転が できないので、外出したくてもできないわけで ダンナの弟の家の中の様子を確認したいというのもあったんよ。 ダンナの弟の帰宅の日は彼の友達が施設まで迎えに行ってくれて 彼の荷物もまとめて持って帰ってきてくれたらしいんやけど その荷物の整理ができてなくて、ワタシらが行ったときも 彼の家の中、物だらけで、衣類や病院関係の書類やらお菓子やらが あちこちに置いてあって、何だこれはーー!! と まずは片付けることに。 まさに彼の私物を放り込んだだけの状態。 で、ごはんがもうすぐできるからダンナに義理ママを迎えに行ってもらおうと したときに義理ママ登場。 なんと、自分で車を運転して下りてきた。 そうこうしてるうちにダンナの弟の友達の一人がやって来て 2階の彼の寝室に行ったら、暫くして 『 また死にたいってゆってる 』 と言って下りてきて ええ!! またーー? と、義理ママが様子見に行って しばらく話してたみたいやけど、ワタシがごはんをテーブルに 並べてたらダンナの弟の怒鳴り声が聞こえてきて なになになにーー!! ちょっと様子見に行って来てよー ってダンナにゆったら、ダンナの弟が下に下りてきて、ご飯を食べ初めて ワタシが 『 一体どうしたん? 義理ママはどこにいるん? 』 って聞いたら 『 2階で泣いてる 』 ゆーから 様子見に行こうとしたら、義理ママも下に下りてきたけど 暗い顔して、 『 お腹空いてたけど、食欲が吹き飛んだわ! 』と、 折角のごはんなのに、お葬式状態になってしまった・・・・・。 あとで事情聞いたら、どうも義理ママがダンナの弟に 『 いい加減にしっかりしなさい!! 』 と、落ち込んでる人 に対しての禁句を発したみたいで、これにダンナの弟が激高 という事らしい。 義理ママは、このあと、もうこれ以上ここにいたくないから帰る! と泣きながら帰ってしまって、ダンナの弟もしばらく機嫌悪くて この後来てくれた訪問看護師にも 『 何もしてくれなくてありがとう。 出て行け! 』 と、怒鳴って追い出し ワタシらも看護師さんに事情説明して平謝り。 いやさ、ダンナの弟が看護師さんに精神科医の受診を希望したんやけど 今すぐなんて言われても無理で、どうのこうの・・・ という 説明にイラッとしたみたいで、 『 誰もボクを助けてくれない ! 』 ってなって爆発。 ワタシとダンナはまだ怒鳴られたことがないんやけど 義理ママはひつこいとこあるし、ダンナの弟に対して期待しすぎてる ようなとこもあるから、これがいかんのよ。 ワタシらはダンナの弟に対してけっこう、『 無 』 で接してるから 今、やるべきことを淡々とこなしてる感じ。 このあと、ダンナの弟が少し休むってゆーから ワタシらは義理ママの様子を見に行ったら、家でまだ泣いてて 『 もうあの子をどこか遠くへ連れて行って! もうあんな精神異常者の世話なんてしたくないから 精神科に連絡して迎えに来てもらって! もう2度と面会にも行かないから! 』 と、怒鳴られたことがかなりショックな様子。 ダンナの弟は後から後悔して、義理ママに謝ろうと何度も電話 したみたいやけど、義理ママは彼と話す気なしで 今もずっと、口利いてない状態。 まあ、あの二人、今まで密過ぎたから、しばらく距離を置く 意味でいいんじゃない?? と、ワタシらは思ってる。 義理ママも疲れてるんよ。 世話し過ぎみたいなとこもあったし。 病気になってからずーーっとダンナの弟一筋で、他の事なんて 全く考えられないような状態やったから。 これは、義理ママが一つのことしか 考えられない性格だから仕方がない。 ワタシらは家が離れてる分、自分たちの生活もあるし あんまりダンナの弟のところへ行けない状況なので、自分たちの時間もあって 精神的に余裕があるから、その分、恵まれてるかなと思う。 このお陰で、ダンナの弟の手伝いに行くときは頑張れる。 ダンナの弟、家で全くの一人っきりじゃないしさ。 看護師さんの他に週1で理学療法士が来たり 週2で余興係みたいな人たちが来て散歩や外出に 付き合ってくれるみたいやし、毎日、交代で友達が様子見に 来てくれて買い物の手伝いとかもしてくれてるから。 パーソナルアシスタントやらは、毎日来るわけじゃないみたいで 病院の受診日とか移動の必要があるときなんかに登場するみたい やから今回は見かけんかった。 この数時間後、さっきダンナの弟に怒鳴られた看護師さんが またやって来て、ダンナが 『 さっき怒鳴られたのに、度胸ありますね!』 みたいなこと 言ったら 『 慣れてるから大丈夫よ 』 って。 ダンナの弟も、 『 さっきはすいませんでした。 病気のせいで感情のコントロールが 利かないんです 』 と看護師さんに謝って、一件落着。 看護師さんも、ダンナの弟の精神状態、大丈夫かしら? と 心配してたけど、ワタシらもいることやし一人じゃないから 暫く様子見てみますゆーて、この後、別の友達が来て 友達と話したら少し気分が収まったみたいで落ち着いたわ。 この3日後が、精神科受診の日やったし。 次、ワタシらがダンナの弟んとこへ行くのは約2週間後。 その時までには二人の関係は修復されてると見込んでいる。 おととい、ワタシらが帰る前は義理ママ、一晩あけて少し落ち着いてたし。 次回行く時は、5日ほどいられるから このとき、ダンナの弟の気分さえよければ、みんなで初外食を しようという予定。 ええカフェを見つけたんよ。 ここで食える、あるノルウェーの定番メニューが絶品。 ワタシら家族全員が大好きなメニューなんやけど、木曜じゃないと ダメなんよ。 しかも昼の3時までに行かなければいけないのだ。 ダンナの弟ができる範囲での楽しみも用意しないとね。 今の毎日の楽しみはやっぱり食べることかなぁ? けっこうな量食べるしね。 ダンナの弟の友達は、来るたんびにダンナの弟の好きなおやつとか ジュースなんかを持ってきてくれるんやけど このおかげでダンナの弟は 『 おやつ中毒 』 になっちゃって困ってる んですよ。 おやつよりかご飯の世話をしてくれる方が有難いんですけどー。 しかも、彼らが来たあと、彼らが食べ散らかしたおやつの空の袋とか その辺にほったらかしでお帰りになるので、ゴミはちゃんとゴミ箱に 捨ててくれ! ココアとかカプチーノを飲んだコップも、そのまま放置して帰るのはやめてくれ。 男の人ばっかりやから、気が効かなくて困る。 今後、どの程度回復するのかはまだわからない状態。 でも、小さな事にも 『 ありがとう 』 と、とても感謝してくれるのは 嬉しい。 ワタシらがいた間、毎日、ダンナの弟宅の近所で散歩したんやけど ダンナの弟、自分の家覚えてなくて通過しようとするのには 驚いた。 自宅の家の中ではトイレがどこにあるとか寝室やバスルームも わかってて大丈夫なんやけど、洋服ダンスの中にどんな服が入ってるとか どこにハサミがあるとか、そういうことはわかってない感じやった。 シャワーはいつも訪問看護師さんが来たときに浴びてるので 下着の着替えなんかは手伝ってもらってるみたいやけど この服は、もう3日着たから別の服に着替えよう・・・・ みたいな 感覚はなくて、誰かが世話しないとずーーっと同じ服ばっかり着てそうな予感。 土曜日には、前日にワタシらが来たことさえ覚えてなくて 土曜日の朝にワタシらの姿見て驚いてました。 もうすぐ洗濯洗剤がなくなるから前もって買っておこう・・・・ みたいな判断もできなくて、無くなってから気づくみたいな 感じなので、洗濯洗剤とかトイレットペーパーなんかの消耗品は ワタシらが行くたんびにチェックして買い足しておく感じかな。 しかしあれよ、ダンナの弟が帰宅前に新しいシャワーキャビネットが欲しいとか ゆってて、今のシャワーキャビネットもけっこう大きくて広いから あれで十分じゃないの? って聞いたら 座ってシャワーが浴びたいから濡れてもいい椅子がいるし、体を支える 取っ手付きのがいいとかゆってたんやけど、自治体に このシャワーキャビネットの件を申請したら25000クローナ (32万円くらい) までのものなら自治体がお金出してくれるっちゅーーんで注文。 25000クローナきっかり使わせていただきました~。 シャワーキャビネットに32万円とか思ったけど 配管工とか取り付け費用もかかるので、こういう金額に。 めっさ太っ腹ですな。 でも黙ってたら何も貰えないので 何でもダメもとでガンガン申請する気力が必要。 ノルウェーで病気をすると、けっこう色んなものが貰えることに驚いたわ。 病院の病室にあるベッドの横に置くサイドテーブルとか ダンナの弟、脳出血で視力をやられたので太陽の光が苦手になった為 寝室に取り付ける太陽の光を遮断するカーテンとか、2階に上がるための エレベーター式の椅子とか。 しかし、色んな申請をする際の書類の量もすごい。 紙だらけよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月15日 06時40分07秒
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