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2017年08月10日
カテゴリ：家事その他
 画像はBS朝日の番組紹介からお借りしました BSの2時間ドキュメンタリーを見た。 「原爆が奪った女学生３１５人の青春」～アメリカ極秘文書に隠された 真実～ である。 広島市にある私立の女学校が作成した原爆投下時の被災日誌を アメリカの調査団が「有効に」利用して、被害状況について 統計を取っていた。 アメリカの極秘文書になっていたそうだ。 子ども達をこんな目に合わせたという負い目？ 拒否反応が起きると、核開発に負になるから？ １２歳からの女学生たちは、学徒動員で市内の工場などで 焼け死んだり、圧死だったり、大きなやけどや障害を負ったり。 爆心地近くでは、骨も何も残ってない。その瞬間、人が消滅したのだ。 アメリカの調査報告書には、爆心地からの距離、木造かコンクリート かなど、どんな建物の中にいたか、それによる死亡数、傷病数などが データとして取られていた。 「被災日誌」からデータ分析が可能になったようだ。 そこには、一人ひとりのすがた、命はまったく浮かんでこない。 まだ１０代の女の子たち、一生懸命生きていた子どもたちに どんな運命が待っていたか、その瞬間まで知るよしもなかったろう。 放射線は体内で後々にも深刻な影響を残す。 恐ろしいことである。 しかし、この報告書が、来るべき核戦争のための核兵器開発に 利用されているなんて、たまらない。 今、世界のあちこちで核兵器を持って、恫喝に利用している指導者 たちに問いたい。 自分や自分の愛する家族が、ヒロシマやナガサキのような苦しみに 置かれたら、と想像してみてほしい。 想像力もなく、メンツのために人類を脅かす兵器をもてあそぶのは やめてほしい。 それにしても、国連で採択された核兵器禁止条約を批准しないという 唯一の被爆国であるはずの国のトップはどこを見ているのでしょう。 被爆者団体の代表が言ったことばだというが、 「あなたはどこの国の総理ですか？」 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2017年08月10日 21時55分04秒
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