小春日和

板橋宿にある遍照寺というお寺に残されている明治期の絵です。
当時は、この宿場には遊郭が並んでいました。
そのうちの一軒の遊郭の楼主が遊女を連れて、お寺に参詣している風景を
当時の町絵師が描いた「参詣図」です。

左隅には、お坊様、顔を出して覗いているのがおかしい
列の先頭にいるのが、山高帽にステッキの楼主
晴れ着姿の遊女たち、随分の数がいたようです。

商店街にあるお寺さんなので、買い物ついでにお参りして、ふと見たら、
ちょうどご住職が草木の手入れ中
「中にある参詣図は見られる日とかあるんでしょうか？」とお聞きしたら、
「あ、いいですよ。今、どうぞ」と気安くお堂に上がらせてくださったのです。

現在、この絵は区の有形文化財として登録されていて、明治時代初めの
板橋宿の風俗を知ることができる重要な資料です。
写真でしか見たことがなかったので、今日、思いがけなく、実物をじっくり
鑑賞することができて、とてもラッキーでした。


　　　　　　　　　　　　　　　


Ｊ党の２Ｆさん、素晴らしい！
「感染を蔓延させたら、なんのためのオリンピックか分からない」
そうだそうだ、まったくその通り

まともなこと、言う時もあるのね
早く中止を決めて、ムダ金使いをやめ、医療に集中を