小春日和

　
　　　　　　　分かりにくいけど、当時の模型

 　　　

　午前中、講座に参加してきました。
　現在はなくなっていますが、２０１５年まであった理化学研究所板橋分室に
　ついてのお話です。

　戦後、仁科芳雄研究室の宇宙船研究グループが板橋の地に移転してきて、
　そこでの研究は、湯川秀樹や朝永振一郎などが進めたようです。
　４０年間活動があり、２０１５年に和光市に移転しています。

　ガイドに参考になる話があるかと参加しましたが、主任研究員の熱のこもった
　お話のなかで、ELIDと言う研削、鏡面加工が宇宙ステーションのレンズから
　注射器の針や人工関節まで使用されているということに驚きました。
　物理なんて興味ないかも、と思いましたが、身近なものにも応用されているんだと
　いうことが分かりました。
　食わず嫌いはいけない、ですね。
　
　また、ここの主任研究員だった大森氏の、研究生活を通した板橋分所に寄せる
   思い入れの強さに感動しました。
　閉所するまでは、人の出入りも少なく、のどかな風景のなかで、十分な研究が
　できたようです。
　次にガイドするときは、その辺の話も入れたいな


　　　　　　　　　　　　　

　講座が始まるまでに少し時間があったので、そばの中央図書館に寄りました。

　　　　　

　　まだ建ってまもない図書館です。
　　公園の中にあって、素敵なカフェもあります。

　　ボローニャ絵本館もここへ引っ越しました。
　　中は広くて、蔵書が山とある
　　レイアウトもおしゃれで素敵

　　近くにあったら、日参しそう。
　　羨ましいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　これは、一昨日、勉強会の時に乗った三田線車内。
　　やたら可愛いイラストがついてた


　　　　
　　　　　　　子育て応援スペース、というのだそうです。

　確かに子どもは喜びそう。
　都営地下鉄もやるじゃん、と思ったけど、お金がかかるかな・・・