【もりのへなそうる】
もりのへなそうる / 著者:渡辺茂男 / 絵:山脇百合子 5歳の“てつた君”と3歳の“みつや君”。自分達で描いた地図を持って森へ探検に行き、大きな卵を見つけます。誰にも見つからないように草や葉っぱで卵を隠して家に帰ります。次の日、その場所に行ってみると変なものが立っています。顔はカバのようで、首はキリンのように長くて、背中からしっぽにかけて、とげとげがあって、太いしっぽは地面の上まで伸びています。おまけに体は、頭の先からしっぽの先まで赤と黄色の綺麗なしま模様です。名前は、【へなそうる】。へなそうるは食いしん坊で、ちょっと怖がりな怪獣。一緒にかくれんぼをしたり、谷川でカニとりをしたり、夢中になって遊びます・・・幼い子供達の冒険こんな怪獣がいて、一緒に遊べたら楽しいだろうなという憧れや想像力。子供達のイメージを大切にし、なお刺激する、冒険の世界が広がるお話