イタリアンジュエリーとモデル撮影2

2007年05月27日

先日に引き続き着用写真「静」のシリーズです。
こういう写真はいくぶん「動的」な写真よりは撮りやすいショットですね。
ジュエリーの見える位置やモデルの顔の向きなどを直しながら撮っていけるからです。
ただ逆に今度はモデルとジュエリーの「個性」とのマッチングが重要になります。

いくらモデルさんが美人でも、やはりその人に合わないジュエリーはあるのです。
ViViANiのイタリアンジュエリーやデザインジュエリーは個性的なものが多いが故に
また身に着ける人の個性との相性が重要になってくるのです。これは来店された
顧客様にも当てはまることでViViANiとしてとても大事にしていることなのですね。

実はお客様自身はなかなか客観的にご自身とその宝石の相性を見ることは出来ません。
いわゆる外側から見た「姿形」だけではなく、そのお客様の「内面的な個性」との
相性がジュエリーを長く使う上では大変重要なことになってくるのですね。
たぶんあまり普通の小売店ではこのような事は逆に問題にしないと思いますが
お客様のことを思えば本当はここが一番大事なことだとViViANiでは思っているのです。
お洋服やバッグ、小物でも普段のその人からはちょっと想像出来ない物だけど
よく考えれば「あぁ、あの人らしいかな。」って後で思う時ってありませんか?
これは「外見的」ではなく「個性」と照らし合わせてOKってことだと思うのですね。

例えば、身長が高い人もいれば、小さい人もいます。また太っている人もいれば
痩せている人もいるのは世の中当たり前なのです。そして人間歳をとれば皺も出来て
当たり前なのです、本当は。それを無理やりひとつの価値感に合わせて皆が同じ
方向へ向くほうがおかしいのではとViViANiでは思っています。いまのあるがままの
自分に合うものを選んで楽しむほうが大事だと思うのですね。