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テーマ:ミステリはお好き?(1447)
カテゴリ:読書
少々お久しぶりでした!
シルバーウイークの間、主人も子どもも在宅で、お出かけする日も多くなかなか更新するタイミングがありませんでした(>_<) まだ、コーデ着画などを撮影する隙がないので(笑)今日は読書感想文です。 昨日、引っ越し前の友人に会いに一人遊びに行ってまいりました。 長い電車の旅になるので、旅のお供に持って行った本がこちらです。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】だるまさんが転んだら [ 堀内公太郎 ] ミステリー小説の新人賞、ゴールデン・エッグス(GE)賞を、元人気俳優の向坂祐一郎が受賞した。本はたちまちベストセラーになる。作家デビューを目指す平助は、向坂の作品が小説投稿サイトに掲載した自分の作品と酷似していることに気づく。盗作を疑ってGE社の編集者に会うが、編集者は別の疑惑に思い当たり、平助の前から姿を消した…。文学界を舞台にしたミステリー&サスペンス。(「BOOK」データベースより) 初めて読む作家さんです。 旅のお供なので荷物にならないようにと文庫本になっていたこちらを図書館で借りました。 正直、図書館で文庫本は少ないので、その中でミステリだと言うだけで選んだ一冊。 読んでみると、終盤まではなかなか面白かったです。 平助は、アイデアは抜群に面白いけど、文章がド下手というとっても悲しい作家の卵。 ミステリ小説の新人賞大賞の受賞作が、平助が書いた作品と酷似していることに気づく。(もちろん、文章はかなりブラッシュアップされている) 盗作を疑い、編集者にあおうとするが・・・と言う感じ。 大賞受賞者で俳優の向坂がホントやなやつで、さっさとバレろ~なんて思ってしまいます。 そんな風に思いながら読んでいると、サクサク読めちゃいます(^^♪ 出版社の泉田や桐谷に相談するなど、徐々に向坂を追い詰めていくと思いきや・・・いきなりの展開!!! ここからはネタばれなので反転します(未読の方はご注意ください) いきなりスプラッタな展開なんですよね(-.-) せっかく、丁寧に積み重ねてきたものが、いきなりのユーキの登場で無茶苦茶になってしまうと。 ユーキを登場させるのは良いとして、(「だるまさんの鬼ごっこ」を実際書いたのは彼だし)あんな殺人鬼みたいな感じにしなくても、うまく話を持ってこられたんじゃないかな~と思いました。 桐谷の恐ろしさを出したいがために無理矢理この展開にもっていったみたいに感じてしまいました。 そうそう、ユーキはきっと有希に違いない!と思っていた私は撃沈でした(笑) 絹代=シルクはすぐに分かるんですけどね~ (反転ここまで) 賞レースの裏側なんて、けっこうこんなものかもしれないな~なんて思いながら読みました。 特に意外性もなく(最後の最後の○○の思惑も予想できますよね)、反転部分で書いたラストの展開の唐突さもあり少しもったいない作品だな~と思いながらも、電車の中で一気読みできるぐらいには面白かったかな。 平助と健太で本当に面白いミステリを書いて欲しいな~ ランキングに参加しています。ポチっとしてくださると嬉しいです(*^_^*) ↓ 小説(読書感想) ブログランキングへ にほんブログ村 (お気軽にコメントくださいね(^_-)-☆昔の日記へのコメントも大歓迎です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/09/22 09:42:09 PM
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