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2024.04.06
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カテゴリ:医学

十字軍遠征を契機にらい病が流行し始めた11世紀以降には、らい病患者を隔離し収容する「ラザレット」と呼ばれる施設がヨーロッパ各地に作られるようになりました。

当時は、厳格な規則により、「ラザレット」から外出するライ病患者も、収容されていないらい病患者も周囲にらい病を伝染させないために配慮する必要がありました。

黒地のマントを着用し、胸には手の形をした白い布切れを着け、高い帽子を被り手袋をはめ、人が近寄ると角笛・ガラガラ・拍子木などを鳴らして、らい病患者であることを人々に知らせる様に強制されていました。

また、物を買うときも直接手で触れるのではなく、杖で触れることも求められていました。

このようにらい病患者は、中世の社会から完全に疎外されていったわけです。

なぜなららい病の症状は、非常に醜く一見して分かることから、一般社会は過剰なまでにもらい病患者を排斥していったわけです。

切手は1961年モナコ発行の「マルタ騎士団顕彰切手」で、当時の中世の町を拍子木を鳴らしながら歩くらい病患者を描いています。






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最終更新日  2024.04.06 08:48:40
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