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カテゴリ:畳施工例
「南国にキターーーー」
と、思いきや、斜めに雪が降っている。タクシーの運ちゃんに聞くと、熊本って盆地なので、冬は結構な寒さらしい。コート持って行くか最後まで悩んだが、持ってきて良かった。正解だった。 今回の目的は東北地区の畳屋のゆかいな仲間たちは地元の畳屋さんと勉強会& まずは熊本空港の公衆電話の付近で彼らの奇妙な行動…さて問題。 下の写真は何をしてるのでしょうか? 答え:タウンページ広告の畳店の部分を写真に撮っている。 前面広告出してる畳屋さんたくさんある!!広告ページだけで何ページあるのか!?…という位の超激戦区だ。見てるだけで、胃が痛くなった。 勉強会を終えて、取引しているイグサ農家さんの元へ。 「北出親畳会」という研究会の人たちに会ってきた。 (ブログ) 偶然にも以前に使った畳表はそこの会の人が織ったものだったということが分かったというのもあって、初めて会った気がしなかった。問屋を通してではあるが、恐らく彼らの作った畳表をそれとは知らずに結構沢山使ってた可能性もあると思う。 彼らの作る畳表は「天一表」というブランド名だ。意味は天下一品ではなくて、二人で一つの表、夫婦で、さらには家族が一致して作る表という意味だそうだ(せいさん、間違ってたらゴメン)下の写真はまさにそれ。 これはイグサを織る前の選別の様子だが、これを夫婦でやる。 右のお母さんが変色した草を除き、左のお父さんが太さの違う、また曲がったやつ、傷のあるイグサを一本一本取り除いていく…確かに夫婦喧嘩してイライラしてたら一緒に神経の使う仕事なんかできない。もしかしてこの畳表には家族が平和に暮らしますようにという願いがこの会の人たちによって込められているのかもしれない。 熊本の畳に携わる熱い思いをもった人たちに大いに感化されて家路についた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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