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カテゴリ:どたばた営業日報
「畳屋のテンションその3」の予定を変更。
こういうダークサイドの話題って読むほうも疲れると思うけど、書いてるほうもかなり消耗しますし、いろんな影響も考えて今はちょっと封印しておきます。 ただ、ひところの畳表の品質が落ちた原因は理由があって、そのことから自分なりに教訓も得ることができたので、そのことは又の機会に。 とうとつですが、自分は感謝の気持ちというのが、ちょっと足らないです。 以前、こんな言葉をある人からいただきました。 「だめだー、畳屋、忙しい割りにさっぱり儲かんねえー」とオレ。 「何いってんだよー。自分たちが生活できてる分が儲けなんだド。」と異業種の先輩。 「なるほど…」とオレ。 「自分たちが生活できてる分が儲け」 確かに。 要は、地域の人たちに食べさせてもらってるということ。養ってもらっているということ。 畳の悩みを解決してあげて、その代わりにお金をもらっている、ということもできるけど、 私たち家族を養ってもらっているので、お礼に畳の悩みを解決してあげている、ということもできるわけ。 どっちが先か、ということもあるんだけど、循環していることは間違いないです。 正直、うちの経済状況は、まだ機械のローンも残っているのもあってカツカツの状態ではあるけど、それでもまだ、畳店として生きているのは、皆様のお陰。 バブルがとっくにはじけた不景気の真っ只中の七年前、畳屋始めたのに、家族を路頭に迷わせずにすんでいるのも、皆様のお陰。 今カツカツの経済状況ということは、かつてうちをご利用くださったお客さんが一人でもいなかったら、今のわらしべ工房はありえないわけです。 新規のお客さん、ありがとうございます。 リピーターさん、ありがとうございます。 いつも紹介してくださる○○さん、ありがとうございます。 とんでもない値引き額を要求してきたお客さん、うちに注文してくださりありがとうございます。 なかなか支払いが渋いお客さんも、ありがとうございます。 非通知で、名前も住所も言わずダイレクトに値段だけ聞いたあげく、値引き交渉を展開するお客さん、あなたの存在は、私の営業魂を奮い立たせてくださいます。ありがとうございます。 襖1枚のお客さん、ありがとうございます。申し訳なさそうに注文してましたが、あなたの喜ぶ顔はなによりの元気の素です。 お客さん10人10色でしたが、わらしべ工房および私と家族は、これまでのお客さん全てに、養ってもらってきたわけです。 井上陽水の歌じゃないけど、全ての人にありがとうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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