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わらしべ工房 畳屋の楽屋裏(ブログ)

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2007年05月06日
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カテゴリ:畳施工例
室内で犬を飼っている、というので、なるべくある内で丈夫なやつを選んで施工しました(
同ランクでも数種類のものが在庫してたりする)。

丈夫さ一番はこれ↓
PA0_0251.JPG

問屋経由の表です。問屋が市場で競り落としたやつだと思います。品種は、熊本が10年かけてつくったという「ひのみどり」のイグサで織ったもの。

逢着して空拭きしてみた↓
PA0_0249.JPG

ツヤがぴかーっと出ました。ツヤがよいのはイグサの表皮が厚くて丈夫な証(だと思ってます)。この畳表、目方がなんと2,4キロもあります(このクラスでは2キロ前後が普通)。重さがあるということは、一本一本のイグサの内部の密度が高いので重く、それだけ強度があるということです(個人的な考え方です)。

この「ひのみどり」、耐久性に関してはいろいろ言われてますが、この畳表のようにめちゃくちゃ丈夫なものを時たま見つけることがあります。恐らく、ある条件下で育った「ひのみどり」はどの品種のイグサよりも強靭ではなかろうかと思います。

なんたって、草が「ぷりっ」として、「ぴかっ」と光るのです。もちろん全部の「ひのみどり」がそうではないのですが、この「ぷりっ」「ぴかっ」なものが入荷したときは、あるだけ全部買ったりします。

今日施工の畳はそんな品物です。欲を言えば、もう一年以上寝かせて色気が、青緑→青白に変わってから使えば自分的にはベストでした。

とはいえ、個人的には昔ながらの在来イグサの畳のほうが好きだったりします。ヤマブキ色にやけるのがイイです(ひのみどりは乳白色に焼けます)。



しかし、こんなイグサの品種がどうたらお客さんに話しても、ポカーンだろうから、ブログで寂しく独り言です…。





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最終更新日  2007年05月06日 23時07分20秒
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