|
カテゴリ:人
一人の女性スタッフが1ヶ月半足らずで職場を去っていった
我が職場では、最後の日に、在庫である切花や鉢物のなかから、辞めていくスタッフが欲しいものを選んでもらい贈るのが恒例となっており、三十代半ばのその女性スタッフにも声を掛けたのだが、にべもなく、 『いりません』 と断られてしまった 無理強いも出来ないので、あっさり引き下がると、その女性スタッフは 『私、花に興味ないんですよねぇ』 と苦笑いしながら言った はぁ? その時、声を大にして言いたかった 『なんで花屋で働こうと思ったの?』 と…… 彼女の今までの働きぶりからして、淡々と仕事はこなしていたが、花を触っていてもあまり楽しそうではなかったので、花に興味が無いことは薄々感じてはいた 自分に興味・関心が無い分野の仕事に就こうとは、普通の人は思わないだろう 自分がやりたい仕事ではないにせよ、稼ぎが良ければと、仕事云々より金銭面を重視する人もいるが、我が職場の待遇面は別に秀でている訳でもなく、その女性スタッフはわざわざ通勤に1時間以上かけて来ていた 一体、何のメリットがあったというのだろうか? まぁ結論からしていえば、長続きせず1ヵ月半という短期間で辞めることになったわけだが、花に興味が無いのに、何を目的で花屋で働いていたのかは全くもって謎である 女性スタッフ『○○(自分)さんは、ほんと花好きですよね』 自分『だから花屋で働いているんです』 女性スタッフ『私、性格が男っぽいから…○○(自分)さんは女性らしい一面が多々ありますよね、繊細さとか』 自分『そうですかぁ?』 女性スタッフ 『私たち、少し性格が入れ替わればいいのかも』 自分『真っ平御免!!』 彼女が最後の挨拶として言った言葉が、 『仕事、楽しかったです』 ほんまかぁ!? もはや、そんな言葉は社交辞令で、自分の耳には白々しく聞こえたのは言うまでもない 今度は、自分が興味ある仕事に就いてくださいね 木瓜の花の花言葉は“指導者・先駆者” 責任ある立場の指導者である以上、どんなスタッフであろうとも共に頑張っていく所存であります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月11日 18時59分01秒
|