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カテゴリ:装
“お洒落は足元から”という言葉があるように、お気に入りの靴を履いて出かけると、心なしか足取りも軽やかになる
気に入った靴を見つけると、つい買ってしまったり、気にいったデザインのものがあると、同じ色のものを2足買ってみたり(履くのと予備用)、色違いで購入するので、買い続けていたら、気づけば下駄箱では収まりきらなくなって、今では部屋のクローゼットの上に山積みになっている なので、なかには一度も履かずに、買ったままの状態で靴紐すら通していない靴も数知れない 一々、履きたい靴を引っ張り出すのが面倒くさいので、結局、下駄箱に出ている靴をヘビーローテーションで履き回すことになっている 玄関の隅のほうに置いている、ドクターマーチンのブーツ 白いブーツが欲しくて購入した が、自分とこのブーツは相性が良くないようである 大抵の靴は、履き始めは靴と足が馴染まないのか、靴擦れをするのだが、履き続けていれば次第に馴染んでくる しかしこのブーツだけは、いくら履いても必ず靴擦れをしてしまう しかも靴擦れするのは決まって右足だけである ドクターマーチンのブーツは、ほかにチェリーレッドと濃紺を持っているが、いずれのブーツを履いても靴擦れは起きない なのに、同じサイズの筈なのに、この白いブーツだけは毎回きまって靴擦れしてしまう なぜだろう??? なので、自分のお出かけ靴のメンバーとしてはスタメンに入っておらず、ベンチ入りの状態 履きたいけど、履けないのである 今日の装いからして、どうしても白いブーツを履きたかったので、“今日こそは靴擦れしないだろう”と、久々にドクターマーチンのブーツを履く (それで、いつも裏切られるんだけど…) 一応念の為、事前に踵に絆創膏を貼っておいた 出だしは好調だったのだが、30分もしないうちに、右の踵に痛みを覚え始めた やはり、今回も靴擦れのようである しかし、家に戻って履き替えることもできないし、かと言って、新しい靴を買い換えることもしたくない “お洒落には多少なり我慢が必要”、と自分に言い聞かせる もう午後には、まるで足を負傷した人のように(実際、負傷しているんだけど…)、歩き方が不自然なものになっていたが、痛みを堪えてなんとか一日を過ごしたのであった 家に帰宅すると、玄関にへたり込んだ まるで腫れ物にでも触るかのように、静かにブーツと靴下を脱ぐと、絆創膏を避けるようにして、右足の踵にはそれはそれは大きな水脹れが2つも出来ていた プヨプヨとした水脹れを指で押しながら、 “もう二度とこのブーツは履くまい!” と、その時は毎回思うのだが、忘れた頃、ついまた履いてしまう ホント、我ながら懲りない奴である お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月20日 17時46分27秒
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