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カテゴリ:瞳
今年は暖冬と言われ、桜の開花予想も例年より早いと報道されたばかりなのに、ここ数日は寒さが厳しい日が続いた
そのせいか、今冬は症状が軽めだった手荒れが酷くなってしまった 皮膚のあちこちは割れ、その裂け目から血が滲む 手荒れは毎年の事なので慣れているのだが、今は顔の肌も異様に荒れている 皮膚は赤みを帯び、肌の表面はまるで干上がった湖底のような地割れに似た模様をしていて、顔の表情を動かすと皮膚が突っ張っているので痛い しかし、そのまま無表情でいると、顔の筋肉が凝り固まってしまいそうなので、暇さえあれば無意味に顔面体操をして解している 今日、千葉の方へ花に配達に出たスタッフが、帰ってくるなり『雪が降っていました』と云った 雪が降らないと、やはり冬とはいえない 積もるほど降られると困るが、舞う程度であれば風情があって良い しかしながら、自分はまだ、今冬一度も雪にお目にかかれていない ちょっと損した気分である 仕事を終え、自宅に向かって車を走らせていると、車のフロントガラスに向かって白いものが飛んできた と思いきや、そのモノの姿は一瞬にして無くなってしまった 疲れているから幻覚でも見たのだろうか? 目を擦り、そのまま運転を続けていると、先ほど見えた白い物体が無数に飛んできた その時気づいた 雪や!! 急いで運転席の窓を開け、冷え切った空気に顔を突き出したが、雪はその一瞬だけだったようで、自分の掌に雪を感じることはできなかった とはいえ、自分の眼で今年も雪が見られてよかった どうして雪を見ると、こうも心は浮き立ってしまうのだろうか? ほんのひとときの雪ではあったが、ひとり、車内でニヤけてしまった 乾燥して肌が突っ張っているので、その笑みは不自然な表情であったことは云うまでも無い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月21日 07時44分30秒
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