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あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年09月28日
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カテゴリ:
夜明け前のこと
職場に向かうため、車を走らせていた
ふとバックミラーに目をやると、1台のパトカーが自分の車の後ろを走行しているのが見えた
別にやましい事をしているわけではないが、パトカーを見るとなんとなく緊張して心地が悪い
後ろを尾けられるの嫌やなぁ…
変な胸騒ぎを覚えつつ、ハンドルを握っていた
その不安が、後に起きる出来事の前触れだったとは、この時はまだ知る由もなかった…

警察車輌交差点で信号待ちをしていた
信号が青に変わったので、左折してほんの数十メートル走らせたときだった
バックミラーに映るパトカーが、急に赤色灯を点らせたのである
かすかではあるが、
「前の車、停車しなさい!」
という声も聞こえる
???
前の車って、自分の車しか走っていないけれど、自分のこと指しているの?
呼び止められるような覚えは、自分にはまったくなかったが、とりあえず、車を路肩に停車させた

いったい何事だろうか?
自分のもとに警察官が来るまで、時間にしてほんの十数秒のことだったが、頭をフル回転させて、呼び止められた原因を考えていた
別にスピードは出し過ぎていなかったけどなぁ…
もしかして、サザンオールスターズの「愛の言霊」という歌を、夜明け前だというのに、ちょっと大きなヴォリュームで聞いていたから?
それとも、いささか睡眠不足で、欠伸しっぱなしの状態で車の運転をしていたから?
いや、そんなしょうもない事で呼び止められるわけないか…
あ!ひょっとしたら、交差点を左折した時、ウィンカーを出していなかった?
正直言って、まだ頭の中が起きているわけではないので、つい今しがたの出来事ではあるが、ウィンカーを出して左折したかどうかを覚えていない
きっと、その事が原因で呼び止められたのだろう
はぁ…交通違反かぁ…
警察官が自分の車に歩み寄ってきたので、車の窓を開けた
何事です、夜明け前から騒々しい!

内心ではビクビクしながらも、それを悟られないように極めて冷静な態度を取り対峙すると、警察官はこう言った
警察官「車のライト点きますか?」
何を言うのか身構えていただけに、その問いかけに少々拍子抜けしてしまった
自分「はぁ…点きますけれど」
そう、実はまだ外は暗いというのにヘッドライトを点けて走っていなかったので、それを注意されたのである
いや、弁解するわけではないのだが、ヘッドライトは点けて走っていた
ただ、交差点で信号待ちする際は、ライトを消すことを習慣にしているので、青になって走り出した時、ヘッドライトを点けずに、スモールライトだけで走ってしまったのである
なんや、その事かいな
免許証の提示を求められたので、提出をし、これで解放されるのかと思いきや、もう一人の警察官も現れて、車内の中を検めたいとの事だったので、別にやましいものは何も積んでいないので、素直に聞き入れた

まずはトランクから
トランクには、大きな花瓶を積んでいた
警察官「この大きなガラスは?」
自分「花瓶です、仕事で使うので…」
警察官「仕事は何を?」
自分「花屋です」
警察官「それで、こんなに朝早いんですか」


続いては、助手席の扉を開け、ダッシュボード、吸殻入れ、座席の下など、これでもかといった具合に念入りに調べていく
一体、この警察官の人たちは、自分が何かを隠し持っているとでも思っているのだろうか?
という事は、少なからずも疑われているわけ?
助手席には、仕事時につける前掛け等を入れた袋や、書類を入れたクリアファイルなどを置いていたが、それらも一つ一つ調べていく
何も出てくる筈はないのだが、あまりにも色々と調べられていくので、心臓はバクバク
もう朝から、心拍数上がりっぱなしや!

そして最後に、カバンを調べられた
特に変わったものは入れていないのだが、警察官の手には小さなバッグが手の中にあった
警察官「これは?」
自分「デジカメが入っています」

そう聞いてから、警察官は中を調べていく
次は、黒い布に包まれたものを手にした
警察官「これは?」
自分「コンパクト(鏡)です」

これは何、あれは何ってひとつひとつ説明する自分が、なんだかお宅拝見の番組で我が家を紹介している家人のようだな…なんてアホなことを思っていた
結局というか、当たり前なんだけれど、なにひとつとして怪しいものが出てくるわけがなく、やっと解放された
そうそう、最後にちらっと耳にしたんだけれど、警察官の人が無線で、
「異常なし!」
と報告をしているようだった
もしかして、自分が乗っている同じ車種の車が、何か関係していたのだろうか?

あれだけ隈なく車内を調べたわりには、警察官は、なぜか後部座席を調べることはしなかった
実は後部座席には紙袋を積んでいて、その袋の中には人にはちょっと見せたくないモノが入っていた
警察官の人に聞かれたら、素直に答えようと思っていたのだが、幸いにも目に触れることなく、その心配事は回避することができた
ちなみに紙袋には何が入っていたかというと…
それはナイショ
(怪しいものではないのでご安心を)







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最終更新日  2007年09月29日 18時59分13秒
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