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あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年12月12日
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夜の紅葉を楽しもうと、仕事を終えると、東京は本駒込にある六義園へと向かった
11月23日から12月16日の期間中、六義園では『紅葉と大名庭園のライトアップ』と題した催しが開かれており、夜の21時まで園内を開放して、移りゆく秋の景色を楽しむことができるのだ

去年はじめて訪れて、夜の紅葉狩りにすっかり魅了され、ぜひ今年も行きたいと思っていたのだが、ズルズルと先延ばしになってしまい、今日ようやくこぎつけることができた
入園料の300円を支払うと、薄暗い園内のなか、逸る気持ちを抑えつつ紅葉のスポットへと足を向けた
足元には、行灯に見立てられた照明が、まるで別世界へと誘う道標のように、優しい明かりを灯している
さて、今年の紅葉はどうかなぁ?
池の畔に枝を大きく突き出す紅葉の木々たちは色鮮やかで、水面にはその姿が反映されてそれはそれは幻想的な光景…の筈だった

紅葉の絨毯
あれ!?
なんか期待に反して、今自分の眼の前には、色のない殺伐とした世界が広がっているんだけれど
近づいてみると、紅葉は落葉してしまい、秋色の衣を剥がされて剥き出しになった枝は、なんとも哀れな姿を晒していた
水面には茶褐色をした落ち葉が、自分の役目を終えて、まるで安らかな眠りにつくように静々と浮遊している
遅かったかぁ…
どうやら、見頃は過ぎてしまったようだ
どおりで訪れるお客さんの人数が異様に少ないわけだ
六義園の秋は、自分のことを待ってくれなかったんだねぇ
考えてみれば、もう12月も半ばだから、落葉しても無理はないか
重ね重ね訪れるのが遅かったことが悔やまれる
とはいえ、この色のない世界も、見ようによっては季節の移ろぎ、秋の儚さを感じ、なんとも味のある風景である
冷たく乾いた風が吹くと、カサカサと音を立てて赤褐色のモミジが水面へと散っていく
人生の無常にも似たそんな光景が眼の前では繰り広げられた

六義園の紅葉・1 六義園の紅葉・2
六義園のなかでも、つつじ茶屋のあたりは紅葉のスポットである
ライトアップされた紅葉は茶色く映り、さながら色褪せた世界が繰り広げられていた
様々な極彩色の色で溢れかえっているこの世の中において、セピア色をした風景は、まるで世間から取り残されたようであり、どこか懐かしささえ感じて心が和むのであった
それにしても、去年はじめて六義園を訪れたことがついこの間のような気がする
もうあれから一年経ったんだぁ
あの頃はデジカメの扱いになれていなくて、夜の風景の撮影に四苦八苦したことが思い出される
今でも使いこなせているわけではないが、ちょっとは写真を撮る腕はマシになったかな?

抹茶と和菓子
紅葉を一通り見て廻ると、園内の中心に程近いところにある吹上茶屋でちょっと休憩
ここでは、抹茶と和菓子のセットが500円で楽しむことができる
赤い毛氈がひかれた縁台に腰をかける
今日はそんなに寒さも厳しくなく、空気は澄んでいるので、夜とはいえ心地がよい
茶屋は池の畔に建っているので、池をぼんやり眺めながら、暖かいお抹茶と和菓子をいただいた
風流やねぇ

渇きを覚え、儚さを感じた、今回の六義園のライトアップ
自分の本来の目的である紅葉を楽しむという目的は果たせなかったが、秋の終焉をひしひしと肌身で感じるのであった
もう冬の足音は、自分の背後のすぐそばまで来ているようである


六義園を後にし、自宅へ向けて車を走らせていると、警察官に止められた
またしても飲酒運転の検問による、アルコールの検査である
年末は取締りを強化するとは言っていたけれど、一週間のうちにまさか二度も遭遇するとは…
前回は初めてということもあっていささか緊張したが、今回は2回目とあって、アルコールを測定する為に息を吹きかけるのも一発でOKだった
自分はアルコールどころか、抹茶をさっき頂いたばかり
なので、勿論反応はナシ
さぞかし、自分の吹きかけた息は、晩秋の夜には似つかない新緑のような爽やかなものだったに違いない







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最終更新日  2007年12月16日 00時21分59秒
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