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カテゴリ:瞳
仕事を終えると、晴海へと向かった
目的は、『晴海インフィオラータ2008 In Triton』を見るため インフィオラータとは、イタリア語で“花を敷き詰める”という意味で、簡単にいえば花の絨毯である 晴海トリトンスクエアでは毎年、このインフィオラータの催しが実施されていて、その年ごとに一つのテーマに沿ったモチーフの作品が制作されている 8回目を迎えた今年は、“Thanks Earth~美しい地球、美しい大地”をテーマに、12万本のバラの花びらによる花の絨毯が、150メートルにわたって遊歩道を彩る 華やかな繁華街である銀座を抜けて晴海に到着すると、休日の夜ということもあってか人影は疎らで、辺りはひっそりとしている 晴海トリトンスクエアにある桜の遊歩道に出ると、闇のなかに、花の絨毯が浮かび上がっていて、なんとも幻想的な世界が広がっていた このインフィオラータの催しの存在を知ったのは去年のこと もうあれから1年経ったんだぁ…なんてしみじみ思いながら、作品のひとつひとつを見ていく 今年の作品のテーマは、“Thanks Earth~美しい地球、美しい大地”ということで、薔薇の花びらや色砂を用いて、自然や動物などが色鮮やかな構図で描かれている ただ、夜間のライトアップだと、光の陰影のせいもあって、作品全体の構図がうまく把握することができないのが残念だった また、去年の作品に比べると、デザインの構図が若干複雑になっているようで、一見すると何の絵なのかな?と首を傾げることもしばしば とはいえ、薔薇の花びら1枚1枚に息吹を感じ、色砂に残された人々の手先の動きの跡を見ると、作品のひとつひとつに生命を感じるのであった う~ん、明るいうちに拝見すると、だいぶ雰囲気が違うんだろうけれど、期間中は休みが取れそうにもないから仕方ないか でも、夜は夜で十分に楽しめた それにしても、12万本もの薔薇の花びらをむしるだなんて勿体無いなぁ…と思っていたのだが、これらの薔薇は、輸出用の大輪の花を育てるために、生育途中で切り落とされ廃棄されてしまうものを再利用しているのだそう 途中で廃棄されてしまうだなんて、それこそ勿体無い話だが、こうして姿は変えども花の命を全うすることができた薔薇たちは、ある意味幸せなのかもしれない 晴海トリトンスクエア 【晴海インフィオラータ2008 In Triton】 11月1日(土)~5日(水)まで ※17時~23時まではライトアップを実施 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月19日 10時27分41秒
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