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あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2009年04月11日
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今日は、暖かいというよりも、なんだか暑い
ジャケットを羽織っているんだけれど、歩いているだけで、額にうっすらと汗が滲んでくる
そんな夏を思わせるような陽気のなか向かったのは、日比谷にある日生劇場
本日初日を迎えた舞台『赤い城 黒い砂』を観劇します

赤い城 黒い砂
親友であった二人が一人の女を巡り、争い、奪い合う!
愛憎、憎しみ、嫉妬、欲、プライド…
人間が生まれながらにして持つ様々な業が複雑に絡み合い、やがて三人は荒れ狂う運命に引きずり込まれていく!

(公演チラシより)

シェイクスピアの幻の名作「二人の貴公子」を大胆にアレンジしたという作品
ところどころに、いかにもシェイクスピアらしい台詞回しが出てきたが、物語自体はとても分かりやすい展開だった
広大な草原の領地をめぐり、絶えず戦争を繰り返している、赤い国と黒い国
黒い国で“黒い国の獅子”と謳われる二人の英雄が、敵対する赤い国の王女に出会ったことから、運命が傾き始める

舞台では、二つの国の終わることない争いを軸に、私欲、愛欲、利欲と、人間たちのさまざまな強欲が描かれている
怒り、憎悪、嫉妬、陰謀、絶望…
嘆き、苦しみ、哀しみ…

地を這うようなねっとりとした感情が渦巻く
夢も希望もない話の展開に、少々食傷気味
というのも、ドラマチックな内容ではあるのだが、良くも悪くも、まとまりすぎているように感じたのである
それゆえに、安定して見てはいられるものの、ハラハラもドキドキもしないので、ただただ人間の強欲さを見せつけられている気がして、お腹がいっぱいになってしまった

本日初日
感情を内に秘めた片岡愛之助氏、その反対に感情を剥き出しにする中村獅童氏
根本的には同じ匂いを持ちながらも、相反する性格の二人の男を両氏は巧みに演じた
そして、今回の舞台で、特に存在が際立っていたのは、赤い国の王女を演じた黒木メイサ氏
抜群のスタイルなので、立ち振る舞いがとにかく映える
男勝りで勇敢な姿は、頼もしいかぎり
男臭い世界観のなかで、綺羅星のごとく輝き、堂々と渡り合っていた

“なぜ闘うのか”
“なぜ愛するのか”
“なぜ憎むのか”

物語のラストで、嘆くように吐かれるセリフ
我が欲を満たすために取った行動が、あまりにも皮肉な顛末を迎えることとなってしまっただけに、深く深く胸に響いた

ほんと、なぜ人は闘うのだろう
なぜ、人は憎しむのだろう
人間に“欲”というものが付きまとう限り、仕方のないことなのかもしれない


日生劇場4月公演
『赤い城 黒い砂』
4月11日(土)~26日(日)まで
出演/ジンク…片岡愛之助/カタリ…中村獅童/ナジャ…黒木メイサ/クジャ王…中山仁/牢番の娘ココ…南沢奈央/カイナ…馬渕英理可/武器商人モト…中嶋しゅう/牢番ヨム…田口守 ほか







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最終更新日  2009年09月19日 09時41分59秒
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