1107348 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

芍藥の歌

芍藥の歌

カレンダー

サイド自由欄

当ブログは
『人気ブログランキング』
『にほんブログ村』
にお世話になっております
今後ともご愛顧の程、
宜しくお頼み申し上げます

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ

天使とポピー

あゝ平凡なる
我が人生に幸あれ


◆次回予告◆


カテゴリ

カテゴリ未分類

(34)

(50)

(46)

(72)

(98)

(92)

(27)

(105)

(99)

(71)

(38)

(36)

(38)

(22)

(65)

(79)

(43)

(109)

(37)

(62)

(79)

(46)

(75)

(37)

(54)

(90)

(89)

フリーページ

山村美紗サスペンス


マラッカの海に消えた


京都・グアム島殺人旅行


伊勢志摩殺人事件


清少納言殺人事件


十条家の惨劇


京都花見小路殺人事件


水仙の花言葉は死


骨の証言


京都紅葉寺殺人事件


京料理殺人事件


その日、あなたは死亡し…


宵桜殺人事件


京都・沖縄殺人事件


愛人旅行殺人事件


針供養殺人事件


京都白梅寺殺人事件


流れ橋殺人事件


京都西陣殺人事件


花嫁衣裳殺人事件


死ぬ前に電話を!


赤い霊柩車


死の誕生パーティ


京都離婚旅行殺人事件


時代祭に人が死ぬ


愛のメッセージ


スターガザールの殺人


京都三船祭り殺人事件


恐怖の賀状


京都島原殺人事件


消えた配偶者


越前海岸殺人事件


福寿草の殺意


アメリカ人の遺書


黒百合の棺


芙蓉の花は血の色


三十三間堂の矢殺人事件


京都化野殺人事件


夏の密室殺人事件


京都堀川陣屋の殺人


呪われた密室


華やかな復讐


長崎殺人物語


二つの墓標


山茶花寺殺人事件


京都恋供養殺人事件


彼岸花が死を招く


故人の縊死により


聰明な殺意


竜の寺殺人事件


十二秒の誤算


京都詩仙堂殺人事件


愛の飛鳥路殺人事件


危険な遊び


雛祭り殺人事件


京都・神戸殺人事件


京都やすらい祭の殺人


双子の棺


冷泉家の羽子板


坂本龍馬殺人事件


京舞妓殺人事件


盗まれたエメラルド


孤独な証言


偽装の回路


京都不倫旅行殺人事件


京都花の艶殺人事件


毎月の脅迫者


くらやみ祭に人が死ぬ


京都顔見世殺人事件


恋の寺殺人事件


呪われたルビー


楊貴妃殺人事件


死化粧は菊の花


哲学の小径の少女


京都大原殺人事件


胡蝶蘭殺人事件


平家伝説殺人ツアー


人形寺殺人事件


京菓子殺人事件


死人が夜ピアノを弾く


京都鴨川殺人事件


ツタンカーメン王のえんどう豆


あゝ華麗なる観劇記録


愛しの1996年


華やかな1997年


絢爛たる1998年


2009年05月31日
XML
カテゴリ:
約1ヶ月前のこと
知人の御主人が、傷害の罪で警察に訴えられてしまった
話によると、御主人曰く、仕事の取引業者(中年女性)があまりにも無理難題を吹っかけてくるので、つい感情が高ぶってしまい、相手の腕を掴んで詰め寄ったのだとか
怒りは治まらなかったが、その場は堪えたという
ところが、後日警察署から呼び出しを受けることとなる
取引業者の中年女性が、傷害で訴えたのだ
その女性は、
「腕を掴まれ、引き摺り回された」
と警察で証言し、怪我をしたということで、全治3週間の診断書も提出しているという

身に覚えのない話に、知人の御主人は戸惑いを隠せないながらも、警察に事情をありのまま話したそう
今回の件に関していえば、そのやりとりの現場を直接見ていた人は誰もいない
つまりは当事者同士の証言しかないのだ
ところが、両者の話は全く食い違っている
警察は、関係者に事情を聞きまわり、訴え出た中年女性が、頻繁に取引業者とトラブルを起こしていることが判明する
けれども、だからといって、その情報がこちら側に有利に働くとは限らない
この傷害事件、一体どのような顛末を迎えるのだろうか…

ミュシャ“La Tosca”
そして今日、知人から示談が成立したという話を伺った
15万円を相手側に支払うことで解決したという
その話を聞いて、他人事ながらも無情な結果に驚きは隠せなかった
自分は話を聞いているだけなので、到底真実を知る由はない
知人の御主人という贔屓目もあり、御主人が言っている方が正しいのでは?という偏った見方をしているからこそ、この結果に納得がいっていないのかもしれない

けれども、公正な立場に立って見た場合どうだろうか?
食い違う両者の言い分
ということは、どちらかが嘘を述べているということになる
一体どうやってその嘘を見抜き、そのなかから真実を見つけることができるのだろうか
それはかなり難しいといえよう

自分は今年、走行中に当て逃げ事故に巻き込まれた
車のナンバーや運送会社を覚えていたことから、該当車輌とドライバーはすぐに見つかった
しかし、相手は事故が起きたことを一切認めようとしない
真っ向から対立したわけだが、結局は、相手車輌の車体にこちらの車輌のごく微量の塗料片が付着していたことから、相手の過失は決定的なものとなった
修理費は全額相手の負担になったものの、最後の最後まで相手は自分の否を認めようとはしなかった
もし、これが塗料片が付着していなかったら、相手の過失を認めさせることは難しかっただろう
自分がいくら真実を語っていても、それを納得させる判断材料が無いと、真実も真実でなくなるということを思い知らされた出来事だった

今回も、第三者などの証言があれば話は変わったかもしれないが、如何せん当事者同士のみだけなので、真相を語ろうにも、それを裏付けることができない
その結果、無駄な争いをしこじれ、万が一にも傷害罪の罪で前科がつくよりも、示談に持ち込んだ方がいいということで、今回の顛末を迎えた
もし無罪潔白であるのなら、当人にしてみれば、この結末は到底納得いかないであろう
運が悪かったとしかいいようがない
けれども、相手の腕を掴んだ事は紛れも無い事実であり、そのような行為に至らなければ争いに巻き込まれることもなかったわけで、その点では本人も反省しているとのこと

真実って、一体なんなんだろう
今回の件で言えば、結局有耶無耶になってしまったが、本当の真実は自分だけが知っているはず
たとえ無情な審判が下ったとしても、自分に疚しいことがないのであれば、自分に誇りを持ち、胸を張って生きていくしかない
きっと、すべてはお天道様が見ていてくれているはずである


【私は不幸にも知っている。時には嘘による外は語られぬ真実もあることを】
(作家・芥川龍之介の言葉)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年06月03日 16時58分48秒
[騒] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.