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カテゴリ:騒
黄色い薔薇を80本使う花束の注文を、数日前に頂いた
その花束をつくろうと、薔薇が入った箱を抱えて歩いていたときだった 突然、足元を掬われた 床が水で濡れていて、滑ってしまったのである 転ぶ!! 瞬時にそう思ったが、もはや自分に成す術はなかった 箱を持ったまま ツルンッ! ドテッ! と、見事に転んだ こんなに派手に転倒したのは久しぶりかもしれない 手に抱えていた薔薇の箱を手放さなかったので、そのまま身体を床に叩きつけてしまった ジンジンと響く痛みを堪えながら立ち上がろうとした時、自分の顔色は蒼白になった 床に黄色い薔薇の花首が転がっていたのである まさか!! その自分の不安は的中した 薔薇の箱を開けると、いくつかの薔薇の花首が取れていた 転倒した際、衝撃の弾みで折れてしまったのだ 黄色い薔薇は全部で5本折れていた お客様の注文は80本 ピッタリの本数しかないから、5本足りない… 凹んだ なんてタイミングが悪いのだろう 意地悪な展開、悪戯な偶然としか言いようがない いや、そもそも、自分が不注意で転ばなかったら、こんなことにはならなかった 自分が悪いのか 薔薇5本ごときの話ではあるが、どんどんネガティブになっていく自分 でも、折れてしまったものは、もう元通りには戻らない くよくよしてもしょうがないか 明日の朝一で仕入れれば間に合うだろう すぐに凹みもするが、気持ちを入れ替えるのも早い自分であった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月22日 18時30分40秒
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