わがままな私　家庭内別居卒業→独立別居進行中

仮面夫婦生活もずいぶん長くなる。
時折思うことがある。

私はこのままで充分なの？
それとも離婚したい？

きっと
一人で生きていけるのなら
答えは簡単。

誰かの負担になりたくはない。
だから現状を維持する道をベストだと
自分に思い込ませようとしている。

きっとそうなんだろうと思う。

出来ることなら
すべての負担を拭い去れることが出来たら
私はもっと心身ともに楽になるんだろうな。


知人に指摘された。

老後をしっかり見据えなきゃ…
一生健康で生きていける保障もないのよ。
もし働けなくなったら…
それからのこともきちんと保障されなきゃ
いままで頑張ってきた意味がないでしょ？

だけど私は思う。

人格を否定されて
もの扱いされて
心がすさんでいた当時とは違う。
今は生きる意欲もちゃんとある。
これほど生きている喜びをありがたく感謝できたのは
心の自由を取り戻せたからだと。
あのまま
心の自由を奪われたままの生活をしていたら
きっと命はあっても
廃人になっていたかも

毎日毎日
私なんて死んでしまったほうが
周りのみんなは幸せかも…
何も出来ない私なんて…
役にもたたない私なんて
さっさとこの世からいなくなれば
周りのみんなはきっとほっとするのかも…

そんなことしか頭の中には浮かんでこなくなっていた
完全に感情も麻痺していた

今の自分には良くわかる。
あのときの苦しみが。

今でもあの頃のことを思い出すと
胸が熱くなり
涙がこみ上げてくる。

フラッシュバック？？
何であの時思い切って死ななかったの？
ってわけのわからない感情が私の中に充満してくる。

死ねなかった言い訳を必死に探す私。
生きたいから
幸せになりたいから
死ななかっただけ…
なのに言い訳を探す私。
「言い訳が見つからないと生きてちゃいけない」
みたいな強迫観念にとらわれていた日々。

家事をするものがいるからここにいても良い。
子育てをしているからここにいても良い。

家事も出来ない役立たず
子育てもまともに出来ない役立たず

お前の代わりなどいくらでもいる。
よその人はもっときちんと出来ている。
怠け者だな。
お前は…

そんな言葉も苦しかった。
じぶんの存在価値すら否定されて
心はどこを彷徨っていたんでしょう。


今も私の心は彷徨っている。
生きようか死のうか
ではなく

どんな生き方をしようか

と…