[ブラック・ダリア]やっぱり繋がっている!
「ブラック・ダリア」を観て来ました。そもそもこの映画を観たいと思ったのは、「ファントム・オブ・パラダイス」のブライアン・デ・パルマの監督ということと、スカーレット・ヨハンソンが出ているから。ヨハンソンは「理想の女」「マッチポイント」と観て、その古典的な面立ちが魅力的で、幅広い役で観たいと思っている女優さん。デ・パルマ監督は、「ファントム・オブ・パラダイス」のカメラワークに驚きと興味を抱いた監督さんです。でも、、今回の感想一番はヨハンソンでもデ・パルマ監督でもありません。全く知らずにいたのですが、この作品にはヒラリー・スワンクがとても重要な役で出ていたのです。ヒラリーほどの女優さんですから、予告編の段階でヨハンソンと並ぶか、それ以上の扱いで名前が出ても良いはず。そういう先入観があるもので、最後の辺りまで「ヒラリーなの?」と信じられず、おさまりの悪さを感じておりました。今まで残念ながら彼女を「きれい!」と感じたことがなく、あの「マリー・アントワネットの首飾り」では、どうみても気品に欠け、ミスキャストと思っていました。(そういう役だったのかもしれないですが)ところがどうでしょう!「ブラック・ダリア」のヒラリーの美しいこと!ヨハンソンがセクシーな美しさなら、ヒラリーは知的な美しさで全く互角。思いがけず見つけた「ホリー」ジェリーとの共演で、どんな姿をみせてくれるのか・・・「P.S., I Love You」とても楽しみになってきました。☆「ブラック・ダリア」オフィシャルサイト