小説家わかつきひかるのブログ

キラメイジャー二話目は、使命と生き甲斐がバッティングしたときどうするか、でした。

キラメイグリーンの瀬奈は、陸上の選手、それも、日本記録を持つほどの有名選手です。
大事な大会があるとき、怪人が悪さをしているからと呼び出されました。瀬奈は試合を取り、結局戦いの場には行きませんでした。

瀬奈は、「代役ン」を使って、瀬奈の代役を使って戦います。

イエローは「代役に戦わせたのか」と怒りますが、レッドは、生き甲斐も大事なんだ、生き甲斐があるから、キラキラして戦えるんだとなだめます。

仕事も私生活も大事なんて、令和にふさわしいドラマですね。
キラメイジャーはレッドを除いてみんなリア充で陽キャです。グリーンは有名陸上選手、イエローはｅスポーツのナンバーワンプレイヤー、ブルーはイケメンアクション俳優、ピンクは美人すぎる外科医。
でも、レッドは、絵を描くことが好きなオタクなんです（陽キャだけど）。

時代は変わってるんだなぁと思います。昔の戦隊はもっと仕事仕事だった気がする。ゲキレンジャーのゲキイエローなんて、まるで学級委員みたいにお硬かったもの。

オタクでもいいんだよ、ゲーム好きでもいいんだよ、好きなことを一生懸命しようよ、って、子供に向かってメッセージを投げてくれるのは、大人としてはうれしい。

特撮は時代を映す鏡だなと思います。

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