ネットに絡まった小鹿 (金華山その2)
鹿の食害を防ぐためネットを張り巡らしているところがあります。鹿が入れない所は、草類も樹木もよく育っています。その方に目をやるとガマズミやノイバラなどの花が咲いているのが遠くからでも分かります。花の写真を撮ろうとネットに近づいたところ小鹿が頭や首をネットに絡ませもがいています。近くの木には数羽の烏がいます。親鹿が7頭ほど遠巻きにこちらをみています。私はおもむろにネットに近づき、小鹿の身体を押さえて絡まったネットをはずしにかかりました。きつくてなかなかはずれません。よくも頭を潜り込ませたものだと思うほどでした。はずしてやると親の元へかけていきました。帰りがけ鹿の研究をしているのではと思われる学生風の女の方に会ったので小鹿の話をしてみました。又あったのですねということでした。そのまま気付かなければカラスの餌食になってしまうということでした。良かったです。首がからまってもがいている小鹿親の元に返った小鹿