|
カテゴリ:カテゴリ未分類
飛鳥山公園は江戸時代に桜見物の名所として開発されたところで、今でも上野と隅田川の桜と並んで東京の三大桜見物の名所です。 飛鳥山と言いますから人は都内に山があったのかと思いますが、ここは武蔵野台地の北東端に位置し、隅田川、荒川が流れる東京低地との境界線ですが、東京低地から見ると小山のよう高く見えるので飛鳥山と呼ばれたのです。 今は樹木が茂っていて公園から東京低地の眺望はよくありませんが、徳川吉宗が江戸町民の行楽の場所として桜を植えた頃は、江戸の高台として眺望の良い花見の場所だったことでしょう。明治の実業家渋沢栄一が飛鳥山に別荘を設けたのも、その地勢の良さからだったからでしょう。 飛鳥山公園内には桜を始め種々の樹木が植えられていて、その林の中を起伏のある変化に富んだ散歩道が循環しています。桜の咲く頃は、多くの花見客が桜の林の中にシーツを敷いて宴会を開いていますが、木の葉が落ちた晩秋には、公園内は都内とは思えない自然の静けさが支配します。 (1、2、3) 都内には大名屋敷跡を日本庭園として公開して場所が幾つかありますが、人工的に誂えた庭園よりも、都内に居て四季を通じて自然を感じさせる公園は飛鳥山以外には余り見る事はありません。自然が残る飛鳥山公園に遊んでみませんか。 (5,6) 以上 ![]() ![]() 写真2 ![]() 写真3 ![]() 写真4 ![]() 写真5 ![]() 写真6
Last updated
2023.11.17 16:08:10
コメント(0) | コメントを書く |