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カテゴリ:会社経営のこと
今日、マンション建築の大手として知られる三平建設が民事再生法を申請しました。
三平建設のルーツは材木屋さんです。以前からマンション建築に 特化して事業を展開していて、長谷工コーポレーションに次ぐ マンション建築大手でした。私も銀行に紹介されて本社へ一度行ったことが あります。その当時はあさひ銀行の支店が本社の1階にありました。 (後に店舗統廃合でなくなりましたが) 当時は都営大江戸線もつくばエクスプレスも開通していなかったので、 都営大江戸線が開通すれば便利になるだろうなと思いながら、地下鉄銀座線 稲荷町駅から歩いたのを思い出します。 その後も、三平建設の仕事をしている木工事業者さんとの取引があり、 現場にはたびたび行っていましたが、ここ数年間は三平建設との直接・ 間接の取引はありませんでした。 倒産の直接の引き金は、マンションの独立系販売会社 興大が7月23日に 民事再生法を申請したために債権が焦げ付き、結果として連鎖倒産と なったようです。 金融機関が不動産向け融資の回収に向かっているので、資金繰りの苦しい マンションデベロッパーは他にもあるでしょう。ゼネコンも、仕事量が 欲しいがために、マンションを施工しているのでしょうが、今後は 借入依存度の高い新興デベロッパーやファンドの物件を施工する ゼネコンは減ると予想します。そうすると、新築マンションの建築戸数は ますます減少の方向に向かうのですが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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