テーマ:ペットの病気。。。(1100)
カテゴリ:ビッキーとの別れの記録
最初にビッキーの痙攣がおきたとき 「ああ、いよいよお別れのときが来たんだ」と思いました。 一時間おきに何度も何度も痙攣がきて 娘にも「もうお別れみたいだよね」って言いました。 延命をするつもりはなかったので 獣医さんに、こう言ったのです。 「延命や治療という意味ではなく楽にしてあげられる座薬をください」 以前にパールが亡くなるときに、獣医さんが 「とても苦しむようなら座薬をあげます。 これはモルヒネと同じ作用をする薬で苦しまずに自然死を迎えられる薬です」 と言って渡してくれた薬があったので その座薬をもらうつもりで獣医さんにお願いしました。 パールのときは結局その薬を使わないままとなって 勝手に捨ててはいけない薬だというので返却しに行きました。 返却といっても、代金は返ってはきませんけど・・ それで座薬をもらいに行って その同じ薬だとばっかり思って使ったら違う薬で 痙攣をとめる薬だと分かりました。 獣医さんに話を聞いたら、 「カルシウム不足などの代謝異常の場合は 血液検査をして理由が分かればすぐに良くなります。 血液検査はしてみると良いと思います。」 と言われて、ビッキーを連れて行って血液検査をしたら異常がありませんでした。 次に「何かの感染症での脳炎だったら抗生剤で治るでしょう。」 と、言われました。 私は、延命や治療をする気がなかったのにもかかわらず 「もし治ったら、もっと長生きしてくれるんだ」 という希望に欲がでて、抗生剤を注射してもらいました。 この抗生剤は2週間の持続作用があるとのことでした。 次の日も痙攣がひどくて、やっぱり治療はしないで 自然に逝かせてあげよう、という考えになったのですが、 「2週間効果のある薬を注射したのに次の日に諦めるの?」と思い直しました。 「普通は2~3日で薬の効果が表れてきますが ビッキーの場合は一週間くらいかかるかもしれません」とのことで 一週間は痙攣を止める薬で様子をみることとなりました。 薬の効果を高めるため、それまでに体力が落ちてしまわないために 点滴をすることとなりました。 でも痙攣を止める薬が効かないのが辛いです。 本当は、もうビッキーは逝きたいんじゃないか、と思います。 昨晩から今日にかけて、私は、もう安楽死をさせる決心をしました。 ほんとは、もう、自然に任せれば楽になっていたはずなのに 数日間も延命してしまいました。 ある程度の高齢に達したら天寿だと思って延命はしない という、初心を忘れてしまっていました。 もしかしたら、という私のわがままで、 ビッキーも私も苦しんだように思います。 クロが18歳で倒れたとき、 このときの獣医さんは、こう言いました。 「苦しんでいるように見えても本人は何も感じていません 天命に任せることをおすすめします」 クロは痙攣を起こしたり鳴いたりしてましたが なにも治療はせずに自然死にまかせて3日間で逝きました。 キャンディは、14歳でした。 あっ、いつもと様子が違うな、と感じて一週間でした。 心臓が悪いのが分かっていたのですが もう延命はしないと決めていたので獣医さんには診せませんでした。 本人が仲間と離れて過ごしたい様子をみせたので 一人だけ玄関で寝起きさせることにして そのうち腰が砕けるようになり失禁するようになりましたが それでも外で排泄をしたがるので外に出してあげたら 青空のもと芝生の上にコトリと倒れて逝きました。 この二人の死に関して、全く後悔がありません。 静かに天命を受け入れることは、魂が自然にかえる幸せなことなんだなぁ だから、ビッキーも年齢を考えると延命や治療はせずに 自然に任せようと決めていました。 そう思っていたのに、、、、いつの間にか 痙攣止めの座薬に頼る自分がそこにいて抜け出せなくなっていました。 でも、昨晩から今朝にかけてのビッキーを見ていて 自然に逝かせてあげなかったことへ罪の意識を感じました。 魂をいつまでも縛り付けているワガママに気づきました。 そんなとき、私の本当の気持ちを察してくれたかのように メールをくださった、ろみちゃん、ありがとう ろみちゃんが、私の本当の望みをあらためて思い出させてくれました。 本当は自然死が良かったのだけれど、 安楽死を選ぶという、その重さを、私は背負おうと思います。 ≪追記≫ まず、最初に、ろみちゃんが安楽死をすすめたのではないことを 誤解のないようにお願いしておきたいと思います。 私は、自然死と安楽死を、ごっちゃにして書いてしまったのですが 自然死と安楽死は別個のものとだということを失念していました。 それは、全然違うものですよね。 安楽死は天が与える寿命ではありませんものね。 私は、自分の辛さから逃げるために、さらに辛い選択をしようとしていました。 私が望んでいるのは天が決められた、そのときを自然な形で迎えることです。 それは、安楽死ではありません。 ここ数日、ろくに寝てないので、昨晩は一時間しか寝ないままで 記事を書いたので、頭が混乱して、判断力も衰えているようです。 自然死と安楽死は全然違うのに、 延命治療をしたためにビッキーが苦しんでる、、、 という気持ちだけが先走って、上記のような記事を書いてしまいました。 昨晩は、ほんとうに安楽死を考えていましたが、それは自分が辛かったから。 私の願っている本心とは違うことです。 これからは、どんな辛い場面でも、逃げないで、ビッキーを見守り、 ビッキーを自然な形で看取ろうと思います。 こういう決心をした私に合わせるかのように ビッキーが、ここ数時間、とても穏やかに過ごしています。 座薬を入れていないのに、これは不思議な感じです。 今も頭が朦朧としていて、少し文章を書いては いつの間にかウトウトしてたり、で、変なことを書いてたら ごめんなさい。 応援ポチッと、よろしくお願いします にほんブログ村 ***************** 埼玉県保護収容動物情報 飼い主さんのお迎えがありますように・・ 新しい飼い主さんが見つかりますように・・ 全国の犬猫保護収容情報に関する問い合わせ先 絶対に棄てないこと 迷子にしないこと 終生守り通す約束 お家はどこ? ゴールデンレトリバー保護しています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月15日 17時31分24秒
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