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カテゴリ:本・読書
第142回直木賞受賞作。
「ベストの相手が見つかったときは、この人に間違いないっていう明らかな証拠があるんだ。」 妻に裏切られ、幼なじみを失い、いきついた「その人」も早世する。 粗筋にするとなんちゅう暗い話だってことになるんだけれど、実は物語自体は割と淡々としたペースで進みます。 それでいて、大事な人への想いとか自分という存在の意味とか、そういった割とプリミティブなところをじわっと感じる。 20代は20代なり、50代は50代なりに伝わるところがあるんじゃないかって気がします。 愛に彷徨ったら、いつでも読み返してみると良いんじゃない? いいにおい度★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/06/18 06:09:27 PM
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