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和邇乃児之庭

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和邇乃児@ Re[1]:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) みっしーさんへ いつもコメントありがと…
みっしー@ Re:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) 素晴らしいですね 坂の町東京
和邇乃児@ Re[1]:こじらせさん、いらっしゃい(03/02) みっしーさんへ テオティワカンでは実際…

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2017/12/30
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カテゴリ:本・読書
年末恒例の今年読んだ本ベスト5(順不同)
(毎年断ってますが、今年出た本ではなく、和邇乃児が今年読んだ本からの選出です)

○ 四万十川 あつよしの夏 / 笹山久三

大自然と、家族と、言葉と・・
こういう小説を読むと、AIが人間に取って代わったりはしない、って自信が持てる。



○ 肩ごしの恋人 / 唯川 恵

「女はいつだって、女であるということですでに共犯者だ」
男は妙なプライドで争っている場合ではないですぞ。



○ 対岸の彼女 / 角田光代

ゴリゴリ前へ進める人ばかりではない。
進める人への憧れを屈折させないのは大事ですよね。



○ 中陰の花 / 玄侑宗久

宗教、哲学がかなり前面に出てるのに、このニュートラル感。
AIが人間に・・・(以下略)



○ 嫌な女 / 桂 望実

「これが答え」と最初からあるとは限らない。
時が積み重なってこその答えというのもまた、その人にとっては真実なのでしょう。



***

偶然ですが、5作上げた作品のうち3作が、タイプの違う二人の女性を扱うものでした。

今年は、★5つを付けた作品は無し。
毎年ちょっとづつ評価が辛くなっている気がしないでもない。

★4としては他に、

煙か土か食い物(舞城王太郎)、シフォン・リボン・シフォン(近藤史恵)、よろずのことに気をつけよ(川瀬七緒)、もお勧めです。





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Last updated  2017/12/30 11:07:49 PM
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