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カテゴリ:本・読書
ホテルローヤルで直木賞受賞の著者の、やはり北の国を舞台にした女三代記。
その中心となるのは、極貧の家から奉公に出され、旅芸人一座に飛び込む百合江。 流れ流れての生活を繰り返し、夫には裏切られ、愛する男には添えず、子を失い・・・。 客観的に見れば「不幸」な一生だろう。 が、風に逆らわずたくましく、いつも歌と共にある彼女の人生に、 どこか共感というレベルを超えて憧れさえ抱く自分に驚いてしまう。 なんだろうこれは? 情熱の花度★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/05/22 10:36:26 PM
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