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和邇乃児之庭

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和邇乃児@ Re[1]:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) みっしーさんへ いつもコメントありがと…
みっしー@ Re:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) 素晴らしいですね 坂の町東京
和邇乃児@ Re[1]:こじらせさん、いらっしゃい(03/02) みっしーさんへ テオティワカンでは実際…

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2019/06/05
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カテゴリ:本・読書
少年の日記を通して語られる過去。
刑事による母親の取り調べ室での会話。

その二つが平行して進む形式だが、タイトルとプロローグによって絶望的なラストは予告されている。

しかも、実際の終局は読者の想像より悪い形で裏切られる。
いや、それはもしかすると逆なのかもしれないが。

あまりにも残酷な物語、その分周囲の人間の暖かさには救われる。

著者自身の文庫後書きには、物語はフィクションで全ては作者の想像だとの注意書きがある。
が、私たちは必ずしもそうではない事は知っている。
貧困は悪だ、それも知っている。
兆候を見つけた時、相談する場所があることも、そしてその限界も見聞きしている。

だけど、だからこそ・・・、と。

反抗度★★★★☆





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Last updated  2019/06/05 10:13:15 PM
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