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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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チリワイン

2019年06月22日
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カテゴリ:チリワイン
  • KIMG4558.JPG

今回からは6月のリースリングと和食の会のワインです。先ずはコスパワインの定番チリのコノスルのものから。
​​リースリング・レゼルバ・エスペシャル​2018。生産者コノスルは1993年、チリのコルチャグアヴァレーに設立されました。コノスルとは南向きの円錐と言う意味だそうで、これは南米大陸を指しているのだとか。ニューワールドらしく、「家系図を持つような伝統もない、埃を被ったヴィンテージボトルもない、あるのは品質の高いワインのみ」というモットーのもと、サスティナブル農法の導入など様々な取り組みを行っています。
リースリングの畑は、チリのワイン産地最南端であるビオビオ・ヴァレーにあります。価格は1000円程度。

は薄い黄色。ただ、そこまで薄い!と言う程でもなくレモネードくらいはあったでしょうか。

香りはリンゴや軽い洋ナシが出つつも、柑橘っぽさがメイン。ミカンやグレープフルーツ、レモン、少々のライムといったそれや、それら柑橘の皮といったものも感じられました。加えて、少々のパインなどの南国フルーツ系のニュアンスも。そこに、軽い緑系の乾燥ハーブやジャスミン的な雰囲気なども加わります。

味わいはジューシーで、チリらしいしっかりとした果実味がありつつも、しっとり系ながら存在感のある酸とミネラル感のおかげでバランスが取れています。ボディはミディアムライトくらいで、基本軽くはありますが、そのミネラル感のハリや密度のおかげで薄い感じはありません。

会では1番手で開けましたので、夏野菜の揚げびたしやアジの漬けと合わせました。
揚げびたしとはぴったりで、特にカボチャの甘みやトマトの甘み酸味、そこに加わる揚げられている事での油のコク、そして出汁の旨み塩気と、ワインの果実感や酸味、そしてミネラリーさを伴う柑橘っぽさが噛み合いつつよりサッパリと頂けるという感じに。
また、アジとも中々で、生臭み等全く出ず、魚の旨みや身の少しねっとりしつつも弾力のある質感に対し、ワインの明るいフルーティさがいい対比になって旨みを盛り上げてくれました。

チリワインと言いますとやはり果実味が強く、このワインも冷涼なビオビオ・ヴァレーとはいえやはりらしいそれはありました。ただ、それが華やかな香りと合いまって、違和感なくフルーティと感じられるのはリースリングと言う品種の魅力なのかなと。
廉価なものは微妙、と言うようなイメージを持たれがちな品種かもしれませんが、中々どうして、リースリングはコスパワインと言う面でも秀でた品種であるという事を感じさせてくれるワインだったと思います。


コノスル リースリング レゼルバ エスペシャル 750ml [SMI/チリ]【お中元】
楽天内でも色々探せます。ラベルデザインが違うものもあるようで、そちらも飲んでみたいところ。

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最終更新日  2019年07月13日 16時34分04秒
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2019年03月08日
カテゴリ:チリワイン
  • KIMG4262.JPG

今回はちょっと久々のチリワインです。独特なボトルデザインが魅力的なロゼになります。
カッシェロ・デル・ディアブロ・クールエディション・ロゼ​。生産者はコンチャ・イ・トロです。1883年にスペインの貴族ドン・メルチョ―がブドウの苗木を持ち込んだことが始まりの、チリ最大のワイナリーです。カッシェロ・デル・ディアブロはそんなコンチャ・イ・トロの手掛けるブランドの一つで悪魔の蔵と言う意味。ドン・メルチョ―が、盗み飲みを防ぐために蔵に悪魔が住んでいると噂を流したのが始まりだとか。
セパージュはシラーズ主体。中身自体は通常のロゼと同じだそうで、昨年一昨年と夏場に冷やして美味しいロゼとソーヴィニヨン・ブランの2種類を、特別なデザインのボトルで販売したものになります。価格は、1200円程度。

はロゼらしくピンク色ですが、少々ツヤと言いますか紫感を感じるようなところも。

香りは赤ベリーやチェリー、ザクロと言った赤いフルーツのニュアンスがよく出ていますが、流石はシラーズと言うべきか、黒ベリーやプラム、カシスといった雰囲気も少々。また、黒やピンクのコショウっぽさも感じられます。その他、ハーブ、微かな蜜やビスケット的な香ばしさ、加えて若干のオイリーさや、洋ナシ、ブドウそのものといった要素もあったでしょうか。

味わいは、やはりチリワインらしく果実味のアタックがありますが、そこに赤果実系の明るい酸がピッと入り、後口にかけてミネラル感と共に余韻を残します。また、その後口には軽くですが渋み、収斂味も。ボディはライト。クリアーさとパリッと感のある質感でした。

食事には合わせやすいです。
鰤の幼魚(こちらではヤズと呼ばれます)の刺身がありましたので、小豆島のレモンオリーブオイルとピンク&黒のコショウでカルパッチョ風にしてみますと、相性はバッチリでした。魚の旨みに果実味や酸が合いますし、2種類のコショウのおかげで香りの噛み合いもバッチリ。また、レモンオイルの風味にも行けます。
また、飲んだのがこれも昨年なのですが冬に入ってからでしたので、アンコウ鍋と合わせましたところ、アンコウの甘みと鍋出汁の旨みに合うのは勿論、アンコウの独特のプリッとふわっとした食感に対し、ワインのパリッとした質感がいいです。
あとは、ロゼと中華はやはり合うのか、肉まんをつまんだところ中の餡の部分の甘みやコク、香りが中々いい相性でした。

フレッシュかつフルーティで、親しみやすいロゼでした。その中でも、スパイシーさ等が上手く出ているあたりは流石コンチャ・イ・トロですね。クールエディションの名前の通り、よく冷やして暑い時期に楽しいワインでしょうし、今回の様に冬場の食事に合わせるのもアリです。


【12本まで送料1本分】(ただし北海道、沖縄、離島地域は除きます。配送は佐川急便指定です。)「カッシェロ・デル・ディアブロ クールエディションロゼ」(ロゼ)750ML(チリ)辛口
投稿時現在、楽天内では写真のお店で1200円です。この価格で飲めるというのもうれしいところ。

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最終更新日  2019年03月08日 22時50分06秒
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2018年08月16日
カテゴリ:チリワイン
  • KIMG3699.JPG

今回は結構久しぶりなチリワインです。
グラン・レゼルヴァ・カルメネール2012。生産者はポルタル・デル・アルト。セントラルヴァレーの中のマウレ・ヴァレーのワイナリーで、設立は1971年とまだ比較的新しいようです。カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネ、このカルメネールの他、シラーなども栽培しています。
セパージュは、カルメネール100%。価格は1400円程度でしたが、楽天内には扱いが無いようです。実は、このワインはコルドンヴェール輸入と言う事で、購入はやまやでした。

はしっかり黒紫で透明度も低いです。ただ、エッジにはルビーカラーも見えました。

香りは、プラムやプルーン、ザクロ、黒ベリー、チェリーと赤や黒の果実のニュアンスがしっかり。他にも、干しイチジクや赤ベリージャムっぽさ等も。そこに、少々のカラメルやナッツと言った香ばしさ、根菜や黒土の雰囲気が加わります。その他、茶色いスパイスや黒コショウ、バルサミコ、赤い花と言った要素や、微かな鉄っぽさと言ったものも感じられたでしょうか。

味わいは、勿論チリらしい果実味のアタックはありますが、6年の熟成のおかげかそれは鮮やかながらも軽やかなものでした。その背後に、しっとりながらも量の多い酸と、舌触りにタンニンの印象はあるものの、じわりと出てスッと大人しくなる渋みがあり、ジューシーながら落ち着きも感じさせるバランスです。ボディはミディアム程度で、サラリと滑らかな質感でした。

こういうワインには鶏肉+トマトだろうという事で、鶏肉じゃがをトマトピューレ入りで作って合わせましたところ、狙い通りバッチリ。鶏の脂や肉の旨みに対しワインの果実感やタンニン、酸のバランスがよく合いますし、そこにトマトベースの出汁の旨み塩気が加わることでより華やかに楽しめました。
また、赤身肉にも手堅く、ローストビーフはやはり素晴らしいつまみでした。肉の旨み、脂、塩気に対し、これまたワインの果実味や渋み、果実っぽさとスパイシーさのある香りが、ソース的に馴染んでくれました。
あと、意外と行けたのがブリアラ。ブリ大根的に煮てみましたが、しっかりした脂のおかげでワインのコクや果実味を受け止めてくれました。

久々にチリワイン、それもカルメネールを頂きましたがやはり楽しいですね。この果実感と香りの、土っぽさをはらんだ華やかさは他には無いでしょうね。
ただ、6年の熟成のおかげか、そういった造りなのか、華やかな中にも落ち着きがあり、この価格帯ながらもバランス感と奥行きを感じられたのは嬉しいところでした。

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最終更新日  2018年08月16日 22時49分00秒
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2016年10月13日
カテゴリ:チリワイン
  • KIMG1407.JPG

先日のシャルドネ飲み比べ会で飲んだシャルドネもこれで最後。ちょっといいチリのものになります。
アコンカグア・コースタ・ワイルド・ファーメント・シャルドネ2010。生産者はヴィーニャ・エラスリスです。新世界チリにおいて、1870年創業という歴史のある造り手になります。メジャー産地のセントラルヴァレーではなく、より海に近く、寒流がもたらす冷涼な気候の影響を受けやすいアコンカグアに早くから目をつけブドウを植えました。今ではカベルネ・ソーヴィニヨンを中心にチリを代表する産地の一つとなったアコンカグアですが、畑の殆どをこのエラスリスが独占所有しているという状況です。本ワインは、そんなエラスリスが野生酵母での醸造に初めて挑戦した銘柄になります。
価格は、大体3400円前後位。

は青みがかった黄色。思ったほど濃い色合いではありませんでしたが、他の3種よりはしっかり出ています。

香りは流石チリのシャルドネといった所で、ハチミツっぽさや、土、根菜といったニュアンスがあり、さらには熟成の影響かクレームブリュレないしカラメルのような濃く深い要素も。ナッツやクリームの雰囲気も勿論で、さらに、完熟リンゴやトロピカルフルーツ、それに、柑橘でもオレンジやキンカンといった濃さのあるものを感じられます。その他、ベッコウアメやハーブ、黄色い花っぽさ等も。

味わいは、やはり流石チリというべきか、果実味のアタックがしっかりあります。後口にかけてまでずっと支配的な要素ですね。そこに、明るい酸が柔らかく入るといった所。ボディはミディアムフル程度で、意外に柔らかな差と丸さを感じる口当たりです。全体的に、ジューシーな印象なのは確か。

会では、それこそどのチーズにも行けました。セミハード系とは、果実味と旨み+塩気の対比を楽しめますし、クリーミーなタイプとは、果実味とクリーム感が合いまったまろやかさを楽しめます。加えて、今回のブッラータは白トリュフ風味だったのですが、その香りとも結構いい相性。また、ブルーチーズを相手にしてもインパクト負けせず、ブルーの強い旨みに対し、ワインの果実味が馴染んでくれました。
これに合わせるなら、手堅くいくなら肉でしょうか。焼き鳥やロースト、フライドチキン、若しくは豚肉系でゴマダレの冷しゃぶ、そしてもちろんローストポークなどもいいでしょう。ただ、味の濃い瀬戸内の魚介でしたら、このワイン位なら十分受け止めてくれるとも思います。

6年の熟成でどうなっているかなと思いましたが、果実味の力十分の、やはりチリらしいシャルドネでした。落ち着いた雰囲気になるには、もっと寝かせてもいいのでしょうね。ただ、今位の、華やかさの中に少し熟成の雰囲気も見える、くらいが楽しくていいかなとも思います。


やはり、楽天内には2014と若いヴィンテージしかありませんね。ただ、ここは3197円とかなりお安め。

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最終更新日  2016年10月14日 00時12分47秒
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2016年07月21日
カテゴリ:チリワイン
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
暑い時期ですし、今回も白ワインです。コスパの王様コノスルのシャルドネです。
シャルドネ・ヴァラエタル2015。生産者コノスルはチリのチェンバロンゴのワイナリーで、創業は1993年とまだ新しい作り手です。非常に意欲的で、合成コルクやスクリューキャップの早いタイミングでの導入、当時まだ無名だったビオビオヴァレーやレイダといったエリアでの自社畑の拡大、サスティナブル農法や有機栽培の導入といったことに取り組んできました。そして、現在ではチリ第2位の輸出量を誇るまでのブランドとなっています。
セパージュは勿論シャルドネ100%。セントラルヴァレー産のものになります。価格は、楽天内では写真のお店で660円。

は薄い黄色~麦わら位の感じ。

香りはチリのシャルドネらしいフルーティなもので、パイナップルやマンゴー、バナナなどの南国フルーツ、洋ナシ、リンゴ、黄桃、さらにはレモンやグレープフルーツといった柑橘などが感じられます。また、そんなフルーティさの奥に、白い花や乾燥タイムやローズマリーといったドライハーブ、それにチョーク的なミネラルといったニュアンスもあったでしょうか。

味わいは、アタックの主役は果実味。ただ、そこまでごついものではなく、意外と柔らかさがあります。その辺は、酸の影響もあるようで、アタックの後からじわじわと存在感を増し、後口にかけてはおおむね酸が主役と言っていいほど。明るい酸です。ボディはライト。丸さの中に、軽いハリ感もあるような口当たりでした。

食事には合わせやすいタイプでしょう。
焼き鳥(塩)をつまみますと、モモ肉の旨みと塩気に、果実味が対比を見せつつ旨みの部分は噛み合うといった感じ。香りのフルーティさも違和感ありません。また、ネギマになりますと、ネギの甘みが馴染む感じで更にいい相性なように感じました。
また、美味しい塩昆布が手に入りましたので鯛の塩昆布〆をやってみましたが、これが意外なほどいい相性。鯛と昆布の強い旨みと、昆布の塩気、さらに、鯛と馴染ませることによって出てくる甘味に対し、ワインの果実味がまったりと馴染みつつ、酸で印象を〆る感じでした。また、ややねっとり感が出るのですが、そこにワインの軽快な質感がいいアクセントになってくれました。

流石のコストパフォーマンスですが、昔と比べると少し味わいの印象が変わったような。よりシュッとした、バランスの良いものになったような気がします。また、香りもよりフルーツがはっきり出るように思います。
勿論、ヴィンテージの影響もあるのでしょうが、造りが変わったり、樹齢が進んだりと色々あるのかもしれません。
最近ではスーパーはおろかコンビニでさえ見かけるコノスルのヴァラエタルシリーズですが、あらためて飲んでみて面白かったなと。新しい産地の新しいワイナリーですし、まだまだ変化していくのでしょうね。

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最終更新日  2016年07月22日 00時05分27秒
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2015年11月20日
カテゴリ:チリワイン

今回はチリの赤です。中々面白いセパージュの1本になります。
コヤム・コルチャグア・ヴァレー2011。生産者はエミリヤーナ・ヴィンヤーズ。チリの大手ワイナリーであるコンチャ・イ・トロを所有するギリサスティ家が一族で独自に保有するワイナリーです。1986年の創業で、カサブランカ、マイポ、コルチャグア、カチャポール、ビオビオの5箇所に畑を持っています。ギリサスティ家では有機栽培に興味を持っており、このエミリヤーナでは1990年代から取り組み、現在ではデメターの認証を受けるまでに至っています。
セパージュはシラー38%、カルメネール31%、メルロー19%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、ムールヴェードル、マルベック、プティ・ヴェルド。価格は、写真のお店で3002円。

は黒いです。透明度はあまりなく、まあガーネット系と言えなくもないですが黒さの印象が強いですね。ただ、エッジには赤さも。

香りは、樽をしっかりかけているのかナッツやトーストのようなニュアンスが出ています。そこに、珈琲やビターチョコ、プラム、ブラックベリーといった黒い要素が加わってきます。また、クローヴや八角など茶色いスパイス系の雰囲気や青野菜ないしハーブっぽい香り、それに若干の干し肉といったものも感じられました。

味わいは南米らしいしっかりした果実味が軸です。酸は乳酸系で明るさはありますが繊細なもので、渋みと共に果実味とのバランスを取っている感じ。あくまで主役は果実ですね。ボディは丸く、羽のようなやわらかさのあるフルボディです。また、滑らかな口当たりですが、その奥にはタンニンの舌触りが。この辺はいい対比になっている感じです。

これに合わせるならやはり肉です。
和牛のたたきを合わせましたが、肉の脂と赤身の旨みに対し、ワインの渋味や果実味がよく嵌りました。脂っ気を上品にしつつ、ワインの果実味の印象もまろやかになり、いい組み合わせです。タレは酢醤油でしたが、特に気になりませんでした。
同様に、ローストビーフにもバッチリ。こちらはグレイビーソースでしたが、ソースの旨みと塩気が果実味といい対比になり、肉の旨みが際立つ感じでした。
また、焼き野菜のサラダにも意外と行けます。カボチャやニンジンの甘みと焼きによる香ばしさに、ワインの果実味、それにボディ感が馴染んでくれました。ゴボウですと、香り面の相性は共通項があるのかさらに良くなる感じ。

勿論、果実味べったり濃厚なだけ、といったものではありません。しかし、これぞチリの赤!というようなボリューム感は楽しめるワインだったかなと思います。いわゆる「自然派」感は特にありませんが、それだけに果実味強いスタイルが苦手な方以外には広く受けやすいのではないかなと思います。
ただ、さらに熟成を進めれば、果実味もこなれてその奥にある世界を見せてくれそうな感じもしました。

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最終更新日  2015年11月21日 04時22分45秒
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2015年03月02日
カテゴリ:チリワイン

今回はチリワインです。しかし、品種はなんとも珍しいサンジョヴェーゼです。
サンジョヴェーゼ2012。生産者ヴィーニャ・ファレルニアはチリの北部、エルキ・ヴァレーに1998年に設立されました。元々ピスコの産地であるエルキ・ヴァレーですが、そこを観光で訪れたイタリア人グラモラ氏が、その環境に魅了されスタートしました。チリは北部の方が暑いですが、ファレルニアの畑はどこも標高350m以上、中には2000mに達する高地にあるものもあります。
セパージュは、サンジョヴェーゼ100%。価格は、写真のお店で1058円。

は濃いルビー。流石というべきか透明度もあります。

香りはフルーティで、イチゴを中心にクランベリーなどの赤ベリー、それにイチゴジャムやドライベリーのニュアンス、チェリー、アセロラ、少々のプラムっぽさといったものが感じられました。また、そのフルーティさの中に、サンジョヴェーゼらしいスミレの花のような要素も。その他、土っぽさや茶色いスパイス、軽い革感といった雰囲気も感じられました。

味わいは、やはりそこは果実味メイン。しかし、そこまでごついものではなく、色に似合った大人しい目のものです。渋みはしっかりで、舌触りにタンニンの存在感もあり。酸は、柔らかでメインにはなりませんが明るくキュートなもので、アクセントとして効いています。後口には旨みも。ボディはミディアム程度でしょうか。

イタリアのブドウがトマトの故郷南米にやってきたということで、トマトに合わないわけがありません。
鶏肉のトマト煮込みにはよく馴染みました。トマトの酸、コク、肉の旨みに、ワインの果実味やボディの量感、旨みがバッチリ。また、加えたローリエの香りにもよく、どうもワインの奥底にそう言った香りのニュアンスがあるようです。
また、シンプルなマルゲリータピッツァもいいつまみでした。ナポリ風の生地のモチモチしたものを合わせましたが、生地の甘みや焼けた香ばしさにも合いますし、勿論、トマトの酸味や甘味、チーズのコクにもしっくりきます。
その他、シンプルに焼き鳥(たれ)をつまんでもよかったです。鶏肉との相性は言わずもがな、タレの甘辛さ、コクにワインの果実味が嵌る感じです。

イタリア、トスカーナのサンジョヴェーゼとは大分趣は違いますが、でもどこか通ずる雰囲気もあります。チリの他の品種、例えばメルローやカベルネ、カルメネールなどともまた違った感じで、面白い試みだし、面白いものが出来ているなと感じました。

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最終更新日  2015年03月03日 21時37分47秒
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2015年01月03日
カテゴリ:チリワイン

今回はチリのシャルドネです。南国の印象とは一味違う酸が感じられた1本です。
シャルドネ・グラン・レセルヴァ2013。生産者サンタ・アリシアは1954年創業。チリのマイポ・ヴァレーのワイナリーです。マイポ・ヴァレーでは、ブドウ栽培開始時からヨーロッパ高級品種の栽培が盛んだったそうで、サンタ・アリシアでもシャルドネやメルローなどが中心。しかし、現在ではチリの品種ともいえるカルメネールや、アルゼンチンで盛んなマルベック等も栽培しています。
セパージュはシャルドネ100%。グラン・レセルヴァは収量の少ない特別なブドウを用い、バリックを使用しています。シャルドネのほかカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのみ存在しています。価額は、写真のお店で1836円。

は、薄い黄色。バリック使用との事ですが、若さあってか淡い色合い。

香りは、やはり樽の影響を感じるもので、バターやバニラ、ナッツなどの要素がよく出ています。そこに、なるほどチリというトロピカルフルーツ的なニュアンスや、グレープフルーツ系の柑橘感、それに密入りリンゴやミツっぽさといったものが感じられました。その他、白胡椒などの軽いスパイス、乾燥ハーブなども。

味わいは、明るくフレッシュな酸が印象的。第一印象をさらいます。そこに、果実味が拡がってくるといった感じ。どちらかが勝ち過ぎる事がなく、ジューシーさを感じるいいバランスです。そこに、旨味や少々のミネラル感が加わります。ボディはライト。パリッとしてクリアーな質感。

食事との相性では、やはりある程度コクのあるもの、しかし、濃すぎないものがいいといった感じ。
魚系ですと、サワラのクリーム煮やかにクリームコロッケですと、悪くありませんがちょっと負け気味な感じ。一方、お寿司のサーモンや中トロ、ブリといったネタには、ワインの円やかな香り、フルーティな味わいがよくマッチました。
また、焼き鳥ともいい感じで、砂肝(塩)とも、鉄っぽさと案外引き合いを見せますし、モモなど他の塩系にも旨味がはまります。また、タレも問題ない、というよりむしろ、香りの面では相性がいいくらいでした。

揚げ物などにはちょっと負けるかなという感じで、味のしっかりした、しかし素材の味が生きたような料理との相性はかなり良さそうです。樽の印象はありますが、和食との相性には期待が持てそうです。

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最終更新日  2015年01月05日 13時37分06秒
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2014年09月29日
カテゴリ:チリワイン

今回は超久しぶりのチリワインです。セパージュはピノです。
ライ・ライ  ピノ・ノワール2011。生産者についてはよくわかりませんでした(^^;ライ・ライがそうなのか、ブランド名なのかも不明です。産地はチリのビオビオ・ヴァレー。ライとは現地の言葉で風という意味で、それを重ねる事で強い風を現すそうです。霧の出るビオビオ・ヴァレーですが、それを吹き飛ばす事でブドウに適度な水分と乾燥を与えてくれる聖なる風の名前をつけたそうです。
価格は、写真のお店で1088円。

は鮮やかなルビー。黒さは無く、透明度も高めです。

香りは、ピノらしいラズベリーやストロベリー、クランベリーといった赤ベリー、アメリカンチェリーといった赤い果実感がしっかりです。加えて、キノコっぽさやトマト系のニュアンス、それに黒蜜やカラメルっぽさといったものも。また、時間経過でザクロやプラム的な雰囲気や軽いブルーベリーも出たでしょうか。

味わいは、キレイです。確かに、南方らしいしっかりしたタンニンや渋みはありますが、ボディは透明感のあるライトで、はりも感じました。また、その透明感に一役買っているであろう明るくしっとりした酸も印象的です。果実味は勿論ありますが、酸と拮抗ないしやや前に出るといった程度で、チリで連想しがちなこってりした感じは全く無いといっていいものです。

食事とは、ケンタッキーフライドチキンを食べるのに合わせてみたのですが、スパイシーで脂のある皮の部分には負けてしまいがちです。ただ、身の旨味にはやはり流石の相性で、鉄っぽい旨味を引き出しつつ、ワインにも立体感が生まれました。鳥肉には間違いないですね。
また、面白かったのが寿司。タコの握りに合わせますと、タコの旨味や香りに、ワインの旨味や香りの要素が妙にはまります。何でもないボイルしたタコなのてすが、かなりいけました。ブリの握りには、脂の旨味とワインの果実味やタンニンがはまり、こちらはもう想像通りのいいマリアージュでした。

チリワインは久しく飲んでいませんでしたが、近年の世界的なワインのエレガント化の影響は如実に見てとれました。 このワインも、チリらしい力は感じさせつつも、きっちりと酸が感じられる、きれいなワインでした。
多少の熟成の影響もあるのか、香りにも複雑味があり、中々の掘り出し物でした。

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最終更新日  2014年10月01日 23時56分38秒
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2013年01月04日
カテゴリ:チリワイン

今回はチリの赤。ただ、お手頃なものではなくそこそこする方な一本。
アンティス2007。生産者はヴィーニャ・ウィリアム・フェーヴル。フランス・シャブリで1850年に創業し、1998年からはシャンパーニュのアンリオがオーナーとなっています。世界の様々な場所でワインづくりを行っており、このチリのワイナリーは1991年から、現地マイポヴァレーのヴィクトール・ピノとともに共同経営しています。
セパージュはソーヴィニヨン34%、カベルネ フラン33%、カルム ネール33%。価格は、写真のお店で4284円。

は濃いガーネットで、紫や黒を感じます。

香りは、ナッツやココナッツなどの円やかで濃厚なニュアンスが出ています。フルーツっぽさとしては、プラムやブラックベリー、ブルーベリー、さらにはベリーのジャムといった、やはり濃さのあるものがやはり感じられます。その他、タバコや黒い土、ココア、ビターチョコ、黒蜜などこれまた色の濃い雰囲気を感じます。

味わいは、やはりジューシーな果実味が中心でバッチリ存在感を見せます。ただ、最近の傾向の通り酸もしっかりあります。しっとり系のものが果実味の後ろに背景として存在し、果実味の印象が後口にかけて弱まるとスッとインパクトをさらい、味わいがだれるのを防ぎます。なので、旨味も多いですが、後口は結構すっきり。タンニンは結構あり、渋味は感じます。ボディは勿論フルボディ。

バランスはいいので、単独でもいいですし、食事にも合わせやすいです。
鹿肉のソーセージやテリーヌと合わせますと、鉄分を上手く旨味にしつつ、さらに肉の旨味を果実味やタンニンで引き立ててくれました。あと、肉の臭いも穏やかに解消しますね。
また、鴨肉のローストにアンコールペッパーを散らしたものをつまみますと、コショウの香り、肉の旨味、脂とワインの果実味、タンニン、旨味といった要素がよくマッチしました。

値段はしますが、流石に良くできています。産地もチリの中では冷涼な方ですし、フランスのワイナリーらしいバランス感もあります。

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最終更新日  2013年01月07日 00時28分08秒
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