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2009年11月18日
カテゴリ：ケセラセラな日々
今まで ダンナには 何度も 「ワタシがお風呂に入ってるときに 帰ってきたら落ち着かないから」と 帰るコールかメールをして欲しいと お願いしてきたのだが しばらくすると やっぱり スッポリ忘れられてしまう。 オトコが外で７人の敵と戦っているところに 電話やメールをするのは嫌なので 今まで じっと我慢の子であったが 最近はもう しびれを切らして こちらから催促をすることが多くなった。  『お風呂 入ろうかなぁ～』 と 返事を要求しているに決まっているのに まるで独り言のようなメールを送ったり 呼び出し音を２～３回だけ鳴らして切り ダンナからの返事を待つ。 『まだ会社です。どうぞごゆっくり。』というメールが返ってくるのに ずいぶん時間がかかったりはするが 家に帰ってくる時間が予想できるので ゆっくり湯船に浸かることができる。 あ～ 極楽 極楽  これからも こうしようっと。   ゆうべ 午後１０時半すぎ 息子たちはふたりとも 帰ってきて 夕食も食べさせたし  ひとり暮らしの義父に電話をして  「オヤスミなさい」も交わしたし さぁて そろそろ 風呂にでも入りたいなぁ ダンナの帰りを待とうか どーしようか しばらく迷ったあげく ダンナの携帯電話の呼び出し音を 数回だけ鳴らして切った。  しばらくすると 思ったとおり ダンナから メール着信 題名『もうすぐ帰ります』 本文『もうすぐ帰ります。』 ・・・・・ で 今 どこやねんな どちらの意味にも とれる言葉に 『もうすぐ会社を出るってコト？ それとも もうすぐ家に着くってコト？』 と返信してみたが いくら待っても うんともすんとも もう一度 携帯電話を鳴らしてみるが どうやら移動中のようで出ない。 もう電車に乗ってしまったとしたら 携帯を触って ゴソゴソして チカンに間違われたら大変なので 連絡を取ることはあきらめ 『もうすぐ帰ります』 という文字を見つめて う～ん と考えてみた。 そうか  ダンナが送ってくるメールは大抵 題名『いま会社です』 本文『もうすぐ帰ります。』 というパターンか 題名『いま ○○駅です』 本文『風呂たのみます。』 というパターンの どちらかだ。 ということは 『もうすぐ帰ります。』 の『帰る』はダンナにとって 会社を出るときの表現なのだ。 まだ会社の近くにいる。 『相棒』の杉下右京ばりの分析力と バニラ・ファッジさんの クイズに正解した ひらめきで （↑あの日のひらめきを忘れない） ダンナの居場所を確信したワタシは 鼻歌まじりで風呂場に向かい シャワーをひねって髪を濡らした。 「ただいまぁ」 はぁぃいい～～っ！？  「主語がない！主語がぁああっ！」と文句を言いながら バスタオルで髪をターバン巻きにして揚げ物を作るワタシってああ偉い。  ←こんな風にゆっくり浸かりたい。お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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