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カテゴリ:ケセラセラな日々
夜は日付が変わってから布団に入り 早朝5時に起きて弁当を作るワタシ シゴトが休みの日は 家族全員を送り出した後に まったりと二度寝するコトが多い。 その日も ちょっと まどろむつもりが 「あーっ! そうやん 今日はゴミの日やった;;;」 うちのマンションのゴミ集積場は 午前8時半までに出す規則になっている。 そして午前9時を過ぎると集積場が施錠され 次のゴミの日まで待たなければならない。 時計の針は8時30分をまわっている。 これは 寝すぎた しくじった カメと競争していたウサギよろしく ピョンピョンと部屋から部屋へ飛びまわり 慌てて家中のゴミをかき集めた。 そして 家から飛び出そうとするも 忘れていた スッピン顔 まっいいか。 誰も見てへんし と思って そのまま外に出た日に限って 上の階のイケメンサーファーなご主人に 「ケセラセラさん、おはようございます!」 と爽やかに挨拶されてしまったコトがあり さてどうしたもんかと 考えたあげく 大急ぎで眉毛だけをササっと一筆書きし 新型インフルエンザ予防に 備蓄してあったマスクを装着 下の瞼スレスレからアゴの下まで 顔面のほとんどをスッポリと覆った。 ふっふっふ。 これで 誰だかわかるまい インフルエンザも時には役に立つもんだ 8時40分 あやしすぎる顔中マスク女が あたりを気にしながら 素早くゴミ集積場に向かった。 小中学生たちの通学の波も消えており 幸い誰と会うこともなく ほっとしながら ゴミ袋を捨てたとたん 背後から 誰かが走ってくる足音が うわぁ;;; やだなぁ・・・ ここで振り返ったら 挨拶せんわけにいかんやんな どうか知り合いではありませんように。 この姿を大笑いしてくれるくらい 仲のいいトモダチやったらオイシイけど 「あら お化粧してないと感じが違うわね。」 と思われるような 中途半端な顔見知りと遭遇するのは どうかカンベン願いたい。 ほんでも いつまでもゴミの山に向かって たたずんでいるワケにもいくまい。 意を決して くるりと振り返る。 足音を立てて走ってきた その人物の顔を見た。 マスクで 誰かわからん 「おはようございま~す」 お互い ほっとした声でご挨拶 いずこも同じ 朝のひととき イケメンサーファーに反応したそこのアナタ。実はいるのよ真上の階に。 休日の夕暮れに車から道具を降ろしている姿がハンパなくカッコイイ。 ←女性ホルモンまだ健在 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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