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カテゴリ:制作方法
楮やパルプなど、植物の繊維を使用して、 色と形を漉き込んだものを「和紙造形」といっています。 従来の紙漉きでは主に実用的な用途のある和紙を制作していましたが、 和紙造形は、観賞するためのアート作品を制作するための新しいKAMISUKIです。 従来の紙漉きと和紙造形のKAMISUKIとの大きな違いは、漉き方にあります。 従来の紙漉きは簀を漉き槽に入れて繊維をすくい取る方法↓ですが、 和紙造形のKAMISUKIは簀を固定し、そこに繊維を流し込む方法です。 この方法ですと、色と形を漉き込みやすくなるのです。 方法としてはヒモを使ったり、 ゴム版を使ったりする。 もちろん、従来の紙漉きでも透かしの技法として形を漉き込むことは可能です。 ただし、色の使い分けをするということが難しいのです。 といったことから、絵画の作品を制作する場合には、 和紙造形のKAMISUKIで絵を描いているのです。 一番上の作品もこの方法を応用したものですし、 前回の記事の子ども達の作品もこの方法で描かれたものです。 和紙造形で絵を描くとはどういうことか、よく質問されますが、どのように説明しても、 なかなか言葉では伝わりにくいので、写真を使って説明してみました。 いかがだったでしょうか? 今日はこのへんで。 読んでいただいてありがとうございます。 よろしければ、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしてください。 1日1回クリックしていただけると、たいへんうれしいです。 お手数ですが、よろしくお願いします。 参考までに、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしても、ブログランキングのページが表示されるだけです。 なにかを記入したりする必要などはまったくありません。 ブログランキングのページが表示されたら、他のページをのぞいてもいいですし、 終了するのも自由です。 ●yunさんの運営する「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。 Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月05日 15時45分53秒
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