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最近の中国のニュースから

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2010年11月19日
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 「事業仕分け」で「スパコンは世界一を目指す必要があるのか?」で話題になりましたが、先日中国が演算速度世界一になりました。このニュースを中国人は非常に誇らしく思ったことでしょう。

 今やスパコンは航空機や自動車、気象予報、医薬品開発などなど広く応用されていますが、中でも軍事技術には必須です。中国のスパコンを国防科学技術大が開発したことが示しています。

 中国の技術はすごい勢いで進んでおり、そのこと自体はいいのですが、これが軍事力を高め、世界の安定を損なう可能性が高いことが心配です。人民解放軍は国家のものではなく、共産党のものなのです。

 私は半導体デバイスやコンピュータの技術を中国へ流すのを制限すべきだと思います。中国の軍事力が高まれば、結局、アメリカもさらに軍事力を強化し、日本も負担を求められますから。でもアメリカの産軍複合体はそれを狙っているのでしょうね。

 「これは非常に興味深い変化だ」、イギリスのエジンバラ大学並列コンピュータセンター主任は、「長年アメリカが世界最速のスーパーコンピュータを有していたが、今は中国がその栄誉をになった」

 「1位になったこと自体よりも、もっと重要なことは背後の努力、長年に渡るコンピュータ産業への中国の巨大な投入だ。多くのスパコンがあるだけでなく、それを使用する大量の人材がいることだ」

 「かつて上海を訪問したとき、中国のソフト技術者の数と比べると西側は見劣りがした。某R&Dセンターでは数百人のソフト技術者が働いていて驚いた」。欧州最大の研究センターの一つであるエジンバラ大学並列コンピュータセンターには100人余りしかいない。

 フランス原子力庁のデジタルシミュレーションプロジェクトの主任も、「天河一号」の演算速度が世界一になった意義はコンピュータ本体をはるかに超えたものだという。「中国の科学研究のレベルが大きく前進し、また経済競争力が高まったことを意味する」

中国は間もなく西側技術から脱却
 多くの人が注目する問題は、「天河一号」のキー技術は中国のものかという点である。スパコン500強選定委員の一人でもあるテネシー大学のドンガラ教授は、「プロセッサーはアメリカ製だが、関連チップは全て中国が自主開発したものだ。これらはプロセッサー間の情報の流れを制御する非常に重要なものだが、世界先進レベルにある」

 「プロセッサー技術では、アメリカとの差がまだあるが、中国もこの領域で研究開発を進めており、1、2年でアメリカと同等のレベルに達しても、私は不思議には思わない。中国が西側技術の制約を逃れる日は遠くはないだろう」と指摘した。





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最終更新日  2010年11月19日 08時42分14秒
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