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最近の中国のニュースから

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2014年04月04日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 これまでにも何度かこの問題を取り上げましたが、減るどころか、このところたくさん関連の記事を見たのでまとめました。粗筋をごく簡単に書きますが、まだ他にもあります。

 今年の中央テレビの春節番組で「扶不扶」(助けるか助けないか)が放送されたほどです。今は中国で倒れたら、誰も助けてくれないと覚悟しておいた方がよさそうです。

 それにしても助けられた人が助けてくれた人を逆に責めるというのは、付き合いにくいですね。

バスから降りて倒れたおばあさんを助けた運転手に言いがかり
 3月15日朝、78歳のおばあさんがバスを降りた後に倒れて、立ち上がれなかった。深センのバスの運転手がその状況をバスの後方監視カメラで見て、バスを降りて老人を病院へ連れて行った。

 だが彼女は「私がまだ降りない内に運転手がドアを閉めたから倒れた、責任を取れ」

 運転手は仕方なく警察へ連絡し、事故発生時の監視カメラの映像を調べた。するとおばあさんが降りてから3歩いたところで段差につまずいて倒れていた。だが相手はまだ納得していない。

倒れた人を助けるかどうか、深センでまた悲劇発生
 2月17日午前10時29分、IBM深センのプロジェクトマネージャー梁さん(35)が地下鉄駅の階段で突然倒れ、50分近く経って救急隊員が来たがすでに死亡していた。

 家族は26日に公安部門で監視映像を見たが、彼女は倒れてから2度頭を持ち上げてもがき、まだ生きていた。そばを7人が通り過ぎたが何もせず、10時32分に来た外国人が駅員に伝えた。駅員は救急センターへ連絡したが、何も救急措置をとらなかった。

 ネットには知らぬ顔で通り過ぎた人々を責める声もあるが、「家族に手当てが悪かったなどと言われかねず、病気によっては動かしてはならないこともある」との意見が多数である。

老人が繁華街で倒れ、顔中血だらけなのに誰も助けない
 広東省江門市の繁華街で70歳の老人が道路で倒れ、顔が血だらけになったが、道行く人は誰も助けず、警察に通報もしなかった。幸い安全巡視中の警察協力員が助け起こし、120番電話した。

 老人によると、毎朝茶楼へ早茶に行く習慣があるが、道を歩いていた時に突然身体の調子が悪くなり、道に倒れたのだという。家族に連絡し、救急車を手配し、老人はすでによくなった。

新聞記者が自ら道路に倒れて、助ける人がいるかどうか実験
 深センでは2月17日の昼間、女性が地下鉄の入口に倒れ、50分間誰も助けず死亡、18日午後2時40分女性が地下鉄の中で突然身体がぐにゃぐにゃになったが、乗客が積極的に助け無事だった。

 それで実際にはどのくらいの人が助けるか、深セン晩報の記者が自ら街頭で体験式の取材を行った。やはり多くの人が知らぬ顔で通り過ぎた。

C:\fakepath\20140228路上で倒れた人を助けるか.jpg
写真:http://oephotos.oeeee.com/album/201402/28/602.html?id=4

珠海:勇敢に正義を行った人を誣告すると刑事責任を問われる可能性
 珠海市には勇敢に正義を行った人を保護する条例が2002年にできたが、今回改定することになった。いいことをした人が犠牲になったり、身体障害が残った場合の補償金額を大きく引き上げた。

 またその行為の受益者が、相手が助ける過程で注意義務を怠ったので自分が被害を受けたと主張するには、その証拠を示さなければならないと規定した。





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最終更新日  2014年04月04日 07時04分13秒
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