糸紡ぎの道具その3
写真はブックチャルカとスピンドル3種です。トルソーのセーターは自分の畑の綿を右下真ん中のドロップスピンドルで紡いで棒針で編んだものです。一番下のブックチャルカは二つに折ってふたを閉じれば絵の具箱くらいの大きさになり、携帯に便利です。カセ上げ台にもなるので、これ一台で糸を紡いで、カセにまでできるスグレモノです。右のスピンドルはナバホスピンドルといって、膝の上で転がして糸を紡ぎます。椅子に腰掛けて使うので長いです。これで真綿やカシミヤ、アルパカを紡ぎました。初心者にも紡ぎやすいし、ゆったりとしたリズムが好きです。ホームセンターで材料を買って自作しました。真ん中のスピンドルは私の一番のお気に入りで、鍔を下にしてぶらさげて紡ぎます。綿を紡ぐのにとてもいいです。トルソーのセーターもこれで紡いだ糸です。柔らかくふっくらと紡げます。これはスピニングパーテイで木工作家さんから購入したものです。さすがプロの腕は違うと実感しました。左のスピンドルは鍔を上にして回します。初めて糸を紡いだのがこのタイプでした。初心者にはいいと思います。これも自作です。(プロの作とは雲泥の差)それぞれ向き不向きがありますが、素材と技術に合わせて使い分けます。私の場合、糸紡ぎを習い初めた時はまず、手で撚ることを覚え、それからスピンドルで、そのあとでチャルカ。チャルカが物足りなくなって糸車。糸車では紡ぎづらい真綿や羊毛のために紡毛機と購入してきました。今ではチャルカ以外は日常的に使っています。公共交通機関を利用して出かける場合には,かさばらず軽量なチャルカとスピンドルがお供です。今日の綿茶綿6個、伯州綿3個、緑綿3個