野良着第一号
手紡ぎ手織り布のパンツを昨日のブログに載せたらコメントを頂きました。気を良くして今日は野良着第一号のお披露目を。ジャーンッ!って、鳴り物入りで披露するほどのもんではありませんが。服も私もクタビレ果てておりますからね。(なによりこんな体型公開したくないですっ)しかーし、私にとっては記念すべき初めての野良着なもんで・・・購読していたある本で目にした「綿を自分で育てて野良着を作ろう」それが私の綿の師匠との出会いでした。(10年前)師匠のもとに通って(片道12時間を往復夜行バスで!)畑に種を蒔く所から、収穫して種を取り、綿打ちで解し、糸にして染め、原始機で織るところまで教わり、3年目にしてようやくこの服ができたのです。あっ織ったのは高機ですが。(師匠に出会う少し前に高機で機織していたので)綿も藍も自家栽培、自己満足の極地の一着。その後敵のように着倒して今ではよれよれ、へろへろですが晒し木綿のような柔らかさとなりそろそろ寝巻きにしようかと思うこのごろであります。うーむ、そうかそうなんだよねー。私の原点(大げさな)は。ちょっと忘れかけていたなー。