「セーマン ドーマン」って何だろ
相差の「石神さん」のお守りには不思議な記号のようなものが描かれています。「セーマンドーマン」と言うのだそうです。鳥羽市観光協会の案内によれば、「星のマークがセーマン、格子縞がドーマンです。伊勢志摩の海女さんたちが魔よけにと、手拭い等に縫いこんで持っています。【星形の(☆・セーマン)は一筆書きで必ず同じ場所に戻ってくることから潜水しても必ず浮上できるとか。ドーマンは出入り口がわからないから悪魔が入りにくく、その間にトモカズキといわれる悪霊から逃げられると信じられています】 元来セーマンは平安期の陰陽師 安部清明、ドーマンはそのライバル、蘆屋道満からとったものといわれています。星印は清明判として日本各地で、魔よけとして用いられています」とあります。「石神さん」が祀ってあるのは「神明神社」の一画ですが、神明神社にはこの石神さんなど全部で25柱の神様が祀ってあるそうです。参道界隈には、魔除けのセーマンドーマンが沢山見受けられます。おまじないのような言葉とシンプルでかつ不思議なマークに女性ならずともパワーを感じさせます。石神さんは女性の願いをかなえてくれるはずですが、神明神社には「長寿の樹(楠の古木)」というのが祀ってあり、そっと優しく触ると長寿にあやかれるそうです。信心深くないワタクシもそ~っと触ってまいりました。今日は「節分」でしたが、豆をまきましたか?それとも恵方巻きを丸かぶりしましたか?ワタクシは「セツブン」より「セップン」の方に興味があるんですが…。