～木のしごと 木工房クラフトゆき～

日曜日に地元消防団の訓練がありました。
何故か毎年８月の一番暑い時期に「行進訓練」をします。
陰のない広いグラウンドで、ひたすら「気をつけ」や「休め」や「行進」を繰り返します。
これは消防団がチームであり、常に団体行動をするという事の確認の意味もあります。

「チーム」である事・・・、消防団に入るまで、あまり意識しなかった事です。

３年ほど前の出初め式の日のこと、
例年、出初め式の時は各々自分の車で地元消防団の詰所に集まり、
消防車に乗り換えて出初め式会場に向かいます。

で、予定通り出初め式を終えて、詰所に戻ってくると・・・？
詰所前に駐車していたwgクラフト達の車の側面に大きな引っ掻き傷が・・・！

ヤラレました・・・。合計４台。イタズラでしょうか・・・。
wgクラフトの車もヤラレました。（買って２ヶ月の新車だった）
下地が見えるくらい深～い傷。
「さて、どうするか・・・？」となった時、先輩団員が、

「今日の出初め式は”公務”や！この時間に起こった事は消防団として対処する！！」と・・・。

消防団員は「特別公務員」（だったと思う）という扱いであり、
出初め式や訓練は「公務」、そして消防団はそれぞれの地区の自治区長の下に
組織されている（らしい）という事です。

と言う訳で、その後は自治区長や自治区、警察に連絡・報告したりで・・・。
（もちろん犯人は分からずじまいですが・・・）

１つのトラブルに対して、メンバー全員で手順を追って物事を整理、解決していく・・。
その時初めて消防団はチームだ、自分はチームの一員だ、と意識した次第。
それまで、ずっと１人で何かする事が多かったし、
重要な決定は誰にも相談せずに全て自分で決めていたので、
「自分の身に起こった事は、自分で始末をつける」気になっていました。
（たぶん自営業の人は、そんな感じでしょう）

消防団というものに対する関わり方の意識が少し変わった出来事・・・。

でも、何かあるとやっぱり多くの人の手を煩わすので、
「自分で始末をつけたいな～。」とも思いましたが・・・。