|
カテゴリ:カテゴリ未分類
毎週木曜日は なるほど がってん ポッドキャスティングの日!
「芸の継承・技の継承はいかにしてされるのか」 ということについて、とても興味がありました。 その答えを市川海老蔵さんが あるインタビューでこう仰っていました。 「母親のお腹の中にいるときから、歌舞伎の音をきいて育っている。 だから台詞を覚えるのが早いんです。」 潜在意識の中に歌舞伎の台詞や音や、父親の舞の姿が刷り込まれているのです。 それは、勘も良く覚えも早いはず。 その時に思いました。 「では、努力では生まれに勝てないのか?」 能楽の世界は、圧倒的に世襲が多い世界です。 今回対談した和久荘太郎さんは、 中学3年生の時に初めてお能をみて感激し、 高校生の時のクラブで初めて能を舞い、 ご両親の大反対を押し切って、東京芸大に進学されて プロになった方です。 そして、将来が期待される若手が揃う宝生流での 筆頭格でいらっしゃいます。 本当に、本当に努力されている方です。 「努力は生まれに勝つ」ことを お聴き頂いたみなさまに、確信して頂けると思います。 4月の宝生 「舎利」シテ方インタビュー:和久荘太郎さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月01日 21時37分20秒
コメント(0) | コメントを書く |